テラーノベル
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数時間後、
黄「赤、うさぎさんになってるよ、、、?」
彼が少し笑いながら言う
赤は目に手を持っていき
赤「だぁってぇ、、、」
目を擦った
黄「あぁ、もう、擦っちゃダメ」
彼は赤の手に
手を添えた
赤の手は止まる
赤「ほんとに思い出したの、、、?」
不安げな声で聞く
黄「思い出したよ、全部」
赤の目を真っ直ぐ見て
真剣な声色で伝える
黄「赤、昔は泣き虫だったんだから」
懐かしむように
目を細めて言う
赤「うさぎさんになっちゃうよ、って言ってくれたねw」
赤は笑う
黄も微笑んで
黄「いつも目が真っ赤かになってたからですよ?」
彼はイタズラっぽく笑った
赤「そんなにぃ〜?」
疑いの目で
赤は彼の顔に近づく
黄「はい、ほとんど毎日」
負けじと
彼も言い返す
パッと 赤は後ろに体をやる
赤「ごめんね、」
目を伏せ、
手を握りしめ
申し訳なさそうに言った
黄「赤のせいじゃないですよ?」
赤の顔を覗き込むように言う
赤「でもっ!」
顔をあげ、
また
目に涙を溜める
赤「俺が、俺がっ」
そんな赤に
彼は片腕を伸ばし、
赤のおでこに
デコピンをする
赤「いったぁ、」
おでこを
手で押さえながら
座り込む
黄「謝罪ならもう十分ですよ」
彼は
今度は両手を
赤の方に伸ばし
両頬を掴んで
顔を
無理やりあげさせる
黄「赤はもう十分、苦しみましたよ」
彼の目と
赤の目が
混じりあう
赤「でもっ、黄ちゃんの方がっ、、!」
目に涙を溜め、
赤は声をあげる
黄「赤は僕が記憶がなくなって、自分のせいだって1人で抱え込んだでしょう?」
彼はそう言いながら
赤の頬を掴んだまま
親指を
赤の目元に添える
そのまま優しく
目に沿ってスライドさせた
赤は また涙腺が壊れたかのように
涙を流した
黄「きっと、夜泣いたんでしょう?」
その言葉に
赤は
体を揺らす
赤「なんでっ、」
彼は赤から
手を離し
彼の口元に
人差し指を当て
黄「よく観察するって赤が書いたんでしょう?」
片目を閉じ
ウインクする
赤は驚いたかのように
口を開けた
黄「あははっ、赤はほんとわかりやすいんだから」
赤「んなっ、そんなことないし!」
そっぽを向く赤
笑っている彼
今まで離れていた時間を取り戻すように
2人の会話は続いた
ーーーーーーTime recovered
律
1,226
なちゅ ♡
26,416
コメント
1件
ああ、もうこの2人の距離感がたまらなかったです…!デコピン一つ取っても、相手を責めるんじゃなくて「もう十分だよ」って伝え方が優しすぎる。黄ちゃんが赤の涙を拭う仕草とか「夜泣いたんでしょう?」って言い当てるところ、本当に細かい愛情が詰まってるなって思いました。離れてた時間が確かに戻っていくような温かい空気に、こっちまでほっとしました🌷