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rbr ✕ psn( zm ✕ rbr )
失恋
地雷さんバック
自殺シーン有り 。
クソ長 。
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わんくっしょん 。
俺には好きな人がいる 。
けど 、 その人は別の人と付き合っている 。
よく俺に愚痴とかを相談してくる 。
「 rbr〜 !! 」
「 ん 、 zmどうしたん ? 」
「 昼飯 、 一緒に食おうや !! 」
「 お ! ええよ~ !! 」
「 ……… 」
俺の好きな人っていうのは 、
今話してた 、 rbrって人 。
あの人は 、 zmの彼女なんだって 。
「 はぁ〜 … 」
「 どうしたんだ 、 psn 。 」
「 わッ !? ni 、 驚かさないでよ … !! 」
「 すまんすまん 。 で ? 珍しいじゃないか 、 お前がため息なんて … 」
「 … 、 ちょっと授業がだるいな〜って ! 」
「 …… 、 そうか 。 」
皆 、 俺に話しかける癖に 、
あんまり興味は無いみたいで 。
俺はきっと 、
ヒロインと主人公を際立てるmobなんだろう 。
「 … ? あれ 、 psnやん !! 」
「 …… 、 ! 」
放課後の空き教室 。
君は 、 一人で黄昏ていたんだ 。
「 なにしとんの ? もう最終下校やで ?? 」
「 … 、 rbr 、 こっち来てや 。 」
「 ? おう 。 」
一歩 。 教室に入ると 、
psnがこちらに寄ってきて 、
俺の首を絞めて床に叩きつける 。
「 ぁ゙ぐッッ !? や゙ 、 めぇ゙ … ッ 」
「 … ッ 、 やめ 、 やりたくなぃ゙ … ッ 」
「 … ッ !? 」
「 ごめ 、 体が 、 勝手に゙ … ッ 」
psnはボロボロと涙を流す 。
… 何故だろう 。
「 rbr居る~ ? … って 、 大丈夫か !? 」
「 あ゙ッ 、 zmぅ゙ … ッ 」
「 ッ 、 何してんねんpsnッッ !! 」
「 い゙ッ … 」
そう言い 、 zmはpsnを突き飛ばす 。
締め付けられていた手が離れて 、
息ができる 。 良かった …
「 ありがと 、 zm 。 」
「 いやいや 、 ええねんで 。 大丈夫か ? 」
「 うん 。 助かったわ 。 」
… 、 そういえば 、 psnは ?
zmのビンタ 、 痛そうやったけど …
「 はッ 、 はぁッ 、 ぁ 、 おれ 、 ひゅッ 、 かひゅ 、 ごほッ 」
「 ぺ 、 psn … 、 ?! 」
「 ぁ 、 あぁ゙ … ッ 、 げほげほッ゙ 、 かはッ 、 ひゅぅ゙ッ 、 ぁ゙ぅ … ッ 」
過呼吸だ 。 治してやらないと 、 ッ
顔色も悪いし 、 死んじゃいそう … ッ
「 psn 、 大丈夫かッ !? 」
「 あ 、 rbrッ !! 危ないで !? 」
「 でも 、 過呼吸は自分じゃ治せへんッ !! 」
「 ひゅぁ゙ッ 、 はッ 、 かひゅッ 、 げほごほッ 、 お゙ぇッ 」
「 psn 、 俺に合わせて深呼吸やで ? 」
「 ッぅ゙う … ッん゙ 、 はぁ゙ッ 、 ひゅッ゙ 、 かはッ 、 だ 、 じょぶ … ッ゙ 」
息が苦しいはずなのに 、
psnは「 大丈夫 」だと言う 。
なんで 、 嘘つくん ?
「 ッかぇ゙ 、 りな゙ 、 ょ゙ … ッげほごほッ 、 ひゅ゙ッ 、 あ゙ぁ゙ … ッ 」
「 ッ 、 で 、 でもッ 、 psnは … っ ? 」
「 だぃ゙ッ 、 じょぶ 、 はひゅ゙ッ 、 だょ゙ … ッ 」
苦しいながらに 、 彼は微笑む 。
なんで無理するの 、 なんで … ッ ?
「 ぃ゙ッ 、 かなきゃ゙ … ッ 、 げほッ 、 ひゅ゙〜ッ 、 かひゅッ 」
「 行く 、 ? どこにッ 」
「 … rbr゙ッ 、 はぁ゙ 、 げほッ 、 帰ッぅ゙ 、 とこ 、 あるでしょ … ッ 、」
「 … ッ ? まぁ … 、 ッ 、 でもそれはpsnもッ 」
「 … い〜の゙ッ 、 かぇ゙るい゙みッッ 、 なぃ゙から … ッぁ゙ 、 かひゅッぅ゙ 」
フラフラとしながら 、
壁伝いにpsnはどこかへ向かう 。
「 … 帰ろ 、 rbr 。 」
「 … ッ 、 うん …… 」
… 届きそうなのに 、 な 。
「 … ここから降りれば 、 きっと … 」
屋上の柵を越えて 、
風に吹かれる 。
親からも 、 rbrからも 、
… 、 自分からも 、
きっと 、 解放されるはずだから 。
勇気をだして 、 一歩 。
俺は 、 空に包まれた 。
ピッ … ピッ …
無機質な音が鳴り響く病室 。
「 なんで … ねぇなんでッッ゙ !! 」
「 rbr … ッ 」
「 仲間やないの … ッ 、 頼ってくれって言ったやないの … ッッ !! 」
俺が見る先 。 そこには 、
たくさんの管に繋がれた 、 psn 。
口には呼吸器をつけていて 、
呼吸器は小さく曇っている 。
「 なんで … ッ 、 なんでなんよぉ … ッ 」
「 … そこの方 、 ちょっといいですか ? 」
「 おれ 、 ですか … ? 」
「 あなたが 、 rbrさんであっていますか ? 」
「 … はい 。 」
「 psnさんから預かっているものがあります 。 来てください 。 」
「 ! … はい 。 」
その医者に着いていくと 、
一つの個室に入る 。
「 このボイスレコーダー 、 psnさんから 。 」
「 どうも … あの 、 なんでこれを … ? 」
「 … 彼は精神病を患っていてね … よくここに来ていたんだ 。 」
「 精神 … 病 ? 」
「 パニック障害 、 と言い 、 不定期に動悸や呼吸困難に陥ってしまうものです 。 」
「 … ッ 、 そんな 、 病気を … 」
「 … そのボイスレコーダー 、 流してくれませんか ? 」
「 … どうして 、 ?」
「 担当医として 、 聞くべきだと思いまして 。 まだ 、 中までは聞いてなくて … 」
「 … 、 はい 。 」
( この先、ボイスレコーダーが結構長いです。流し見しても結構です。 )
[rbrへ 。
rbrがこれを聞いてるなら 、 きっと俺は今 、 寝たきりになっちゃってる
んだよね 。 俺はパニック障害を患っていて 、 不定期に動悸を起こしてしま
う 。 それとともに 、 俺は二重人格者でもある 。 なんか 、 色々あり
すぎやね 。 もし 、 もう一人の俺がrbrに何かしてたら 、 謝る 。
ごめん 。 rbrさ 、 よく俺にzmの愚痴とか零してたやん ? あれ 、
正直 、 結構心が痛くってさ … 俺の方が 、 rbrが好きなのに … っ
て 。 最低 、 だよね 。 でも 、 rbrが好きな方を選んだんだ 。
俺は 、 それを否定したくない 。 俺は 、 主人公にも悪役にもなれなかっ
た 。 … 、 多分 、 そこら辺に沢山いるmobの内の一人だったんだと思
う 。 突出した何かがあった訳でも 、 周りと特別何かが違ったわけでもなか
ったんだ 。 ただ 、 平凡な高校生だったはずなんだ 。 rbrがzmと付
き 合った 、って聞いてから 、 俺の二つ目の人格が出てきた 。 きっと 、
zmとかrbrへの憎悪が固まって出来た意識体なんだと思うんだ 。 だから意
識だけ乗っ取られる形で 、 彼がたまに出てきてしまった 。 まぁ 、 体の
制御を強制的に乗っ取られたりする時もあるとは思うんだけど … その存在はき
っ と 、 rbrを苦しめるものだったと思う 。 ごめんね 。 家族にも価値
を 見出されなかった俺は 、 きっと居なくても同じだと思う 。 俺が俺である
た めに 、 rbrやzmを守るために 、 この決断をした 。 できたら 、
受け入れて欲しい 。 俺が 、 zm達の恋愛を受け入れたように 。 いつか
二重人格の制御ができるようになった時に 、 また会いに行くね 。 ]
「 … ッ 、 はは … ッ 、 俺 、 psnの事なんも知らんやん … ッ 」
「 … そちらのレコーダー 、 ご友人にもお聞かせしては ? 」
「 … はい 。 そうします 。 」
その後 、 zmにもレコーダーを聞かせた 。
「 ッじゃあ 、 あの時 、 首絞めてたんは … ッ 」
「 … 多分 、 制御ができなかったんやろ 。 」
「 おれ 、 psnのこと殴ってもた … ッ 」
涙をたくさん流してた 。
今 、 psnはもう一人の自分と戦っているのだろうか 。
早く目を覚ましてくれないものか 。
「 … いつでも 、 待っとるよ 。 」
どうすれば 、 正解だったのだろう 。
この恋の正解は 、 なんだったのだろう ?
それはきっと 、
彼らも私達も 、 知る由のないことだろう 。