星羅said
-筆記試験三日目-
前日にしっかり復習してテストに臨んだ
相「全員手を止めろ各列の1番後ろ、答案集めて持ってこい」
全部埋められてよかったぁ
-演習試験当日-
相「それじゃ、演習試験を始めていく」
ズラッと並んだ先生を見て、こんなに集合するものなのかなと思った
相「この試験でも、勿論赤点はある。林間合宿に行きたけりゃ、みっともねぇヘマはするなよ。諸君なら、事前に情報を仕入れて何するか薄々わかってると思うが―――――――――」
上「入試みたいな無双ロボットだろぉぉ!?」
芦「花火〜っ、カレ〜っ、肝試しぃぃっ!」
『ちょっと待って!多分だけどロボットじゃない』
上「えぇ!?どういうことだ!」
『もし、ロボットだとしてもどうしてこんなに先生がいるの?多分だけど演習試験は先生と戦闘を行うんじゃないかな』
マ「おい、イレイザー!お前の嫁頭いいな!」
相「よくわかったな」
根「夜神月さんが言った通り、諸事情があって今回から内容を変更しちゃうのさ!」
すると、消太さんの首に巻いた包帯から校長先生が出てきた
根「これからは対人戦闘、活動を見据えた、、、、より実践に近い教えを重視するのさ!という訳で、、、、諸君らにはこれから、二人一組で、ここにいる教師一人と戦闘を行ってもらう!」
な、なんだってぇぇぇぇ!?
相「尚、ペアの組と対戦する教師はすでに決定済み。動きの傾向や成績、親密度、、、、、もろもろ踏まえて独断で組ませてもらったから、発表していくぞ」
ん?ちょっとまって
二人一組って、、、、、、私のクラスは21人じゃ、、、、
相「まずは、轟と八百万がチームで、、、、、俺とだ」
ニヤッと笑う消太さん
かっこよ
相「そして緑谷と――――――――――爆豪がチーム」
「「!?」」
オ「私が、、、する!!」
降ってきたオールマイトがキュッと拳を握った
相「それから、星羅は今回は一人だ」
『えっ!一人で先生とですか?』
淡々と告げられ、皆の頭にクエスチョンマークが浮かんだ
相「いや、砂糖と切島ペアと一対二だ」
『教師側!?』
〜数日前〜
相「それから星羅ですが、、、、、コイツは自信の身を犠牲にしすぎる戦闘スタイルが目に付きます。そして、星羅は相手が怪我をしたらすぐ治そうとするので、全回復を使って欲しくない。クラスが21人と奇数であることも含めて、星羅は単体で試験を受けさせようと思います」
マ「異議なーし、、、、嫁のことをよく考えてるねぇ。イレイザー」
相「黙れ」
マ「で、誰が相手すんだ?」
相「、、、、ダブりますが俺が――――――――」
根「提案なんだけどね」
相「、、、、、?」
根「教師側として、生徒を相手してもらうのはどうかな?あの子は戦闘慣れしているが、それは彼女の個性が珍しく、強い個性だからだよね。彼女は、いずれヴィランに個性のことを知られたら、狙われることが必ずある。その時のために戦闘時に必要な手加減というものを知ってもらうんだよ。」
相「、、、、、ですが、生徒が怪我しては―――」
根「ハンデは勿論彼女にも課そう。理解力の良さと適応能力が共に優れている事、君なら分かるだろう、、、、?」
相「、、、、、わかりました。では、パワー型の切島、砂糖ペアの戦闘で、接近戦での手加減を身につけてもらうということで」
〜現在〜
根「試験の制限時間は30分!君達の目的は、このハンドカフスを教師に付けるorどちらか一人がステージから脱出することさっ」
脱出?
それでもいいの?
オ「「でもこんなルール逃げの一択じゃね?」って思っちゃいますよねぇ〜。そこで私達。サポート科にこんなの作ってもらいましたぁ〜」
シュルルルル
『わあああああああああ!?』
突然消太さんの包帯が伸びてきて、引きずられる
先生達の所に連れて行かれると、ガシャンッという音とともに足に何かを付けられた
『何こr―――――――――って重!!』
オ「超圧縮重りぃ〜っ。体重の約半分の重量を装着する。ハンデってやつさ。古典だが、動きづらいし、体力が削られる、、、、っ、重」
『重いです!』
相「少し我慢してくれ」
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