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不穏な部分とかも有るヨ。
既婚者 ⇒ 未婚 if
ky ⇒ fj と付き合ってる
口調迷子だけど🔝4️⃣も出したい……!!精神で出す!!!!
とある日。
ひとつの小さな机に勢いよく置かれた雑誌に大大と書かれた文字は
« 大人気俳優、人気女優と交際か »
勿論だが証拠写真もきちんと載ってある。
『どーゆー事?』
【や、だから、俺はただ見送っただけで…】
『ご丁寧にビルの中まで入って?』
【それは彼女が…】
『言い訳しかしないの?』
【いい訳じゃなくて…、】
『……はぁ。もういい。俺も次のドラマ撮影あるから。』
【ま、待って。】
『何?』
【ほんとにドラマの撮影…受けるの? 】
『……仕方ないし。俺も初めての同性愛ドラマでキョーミあんの。』
【相手は俺じゃないのに?】
『今回のこの件で俺はもう飽き飽き。今までに何回も週刊誌に撮られて載せられて。俺がどんなにお前に聞いたか。お前は何回も同じ言葉ばっか言ったのに毎回違う女優と撮られてさ。何してんの?』
【…それは、】
『もう時間だから。あとしばらく帰んない。じゃ。』
ぱたり、とドアが閉まる。
その後訪れたのは長い沈黙だけだった。
「ky君。今回の君の相手はusさんだよ。」
『us-!!』
[ぉわ、ky~。]
『お願いしまーす♪』
[宜しく~]
「知り合いかな?」
『はい!一応、』
[あ、監督、どっちがどっちなんですか?]
「あー、ky君が受けかな。」
『へっ、俺がですか?』
「そうそう。君みたいな高身長が受けっていうのはそこそこウケるらしくてね。」
[ky。安心して。ちゃんとたっぷり味わうから。]
『~~~~~~!?』
[照れた?笑]
『あんまり揶揄わないでください……』
「はははっ、いいねぇ!君らのカップルはいい視聴数取れそうだ。」
そんなこんなで撮影が始まる。
2人ともスーツをきっちりと来てマフィアのような役職になりきる。
銃を構え、偽物の血を頬やスーツに飛び散らせ、色気増し増しでの撮影だった。
敵の組織役のusがkyを捕まえ、手首に縄を巻き吊るす。
『っく……、オマエ…どーするつもりだよ。』
[どうする?はは、どうしようかな。]
『俺はヒューズなんて持ってねぇぞ。』
[ヒューズはもう求めてないさ。私が求めているのは……]
[君だよ。]
顎をクイッ、と上げれば唇を重ねる。
何度も何度も。終いには舌を絡め求め合う。
『っふ…ぁ……はぁ、』
[……はぁ、]
離れた後のusの顔。蕩けたkyの顔。互いに顔を見つめ合い、usは愛おしげにkyの頬を撫でる。
『オマエ……ッ、』
[君ってば無防備だよね。もう少しガード固めれば?]
『っ、るせぇ!!』
us演じる敵役の腹を蹴り飛ばす。
[っ……、]
後ろに下がれば腹を摩る。
ロープを手持ちの折り畳みナイフで切る。
『はぁ、よくもやってくれたなァ。』
[っ、くそっ…]
『オラ、かかって来い。』
「はいカーーット!!!!」
『us-腹痛くない!?』
[大丈夫大丈夫、笑 良い蹴りだったよ。笑]
「君たちの演技最高だよ。もうここから飛ばして夜の遊戯先に撮っちゃおうか。」
『……、』
[緊張してる?]
『そ、そりゃあ……』
[大丈夫。俺に任せて。]
『……、』
耳を染めて外方を向けばusは喉奥を鳴らすように笑った。
【kyへのプレゼント選んでたら彼奴に勘違いさせちゃってさ。】
〈えぇ、ちゃんと話し合いなよ。〉
《そーだよ。話し合えよ。》
【…数日帰って来ないんだよね。】
〈あー、そっか。撮影してるんだっけ?〉
《らしいな。》
【そのドラマ、もうやってるんだけど結局録画で止まってるよ…】
《見てやれ、とも言えないな…》
〈無理して見ることも無いしなぁ…〉
《…!kyが出てるドラマの公式から投稿されてるな、》
【……、】
« 今回の第4話、ご視聴頂きありがとうございました〜!今回は初めてのR18シーンが入っていましたが、如何でしたでしょうか?今回の写真はuskyのお2人です✨ »
〈この2人なんだね、〉
【…、首。】
《付いてるな。》
〈付いてるね。〉
【こんなの台本に載る訳ないのに…】
〈じゃあ……〉
【完全アドリブなんだろうね…】
《いやらしいなぁ…》
« 次回予告 »
すれ違ったままの2人。加速するusのアプローチ。立ちはだかる新たな敵!?kyの心を大きく動かすのはいったい_!? 次回!«100本目の薔薇»でお会いしよう!(※特に其処迄考えてません。)