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チャイムが鳴る直前、❤🍗はなんとなく窓の外を眺めていた。
❤🍗(あ〜、お腹すいたなぁ…売店混んでそうだし、どうしよっかな〜)
そのとき——
視界の端に、見慣れない制服の生徒が映った。
❤🍗「……ん?」
その生徒は、ゆっくりと校長室の扉をノックし、静かに中へ入っていった。 顔はよく見えなかったけど、どこか影のある雰囲気。 無表情で、まるで空気を切り裂くような存在感だった。
❤🍗(あれ……あの人、誰?)
なぜか今後嫌な予感がした。❤🍗の胸に、ひやりとした風が吹き抜けた。
〜昼休み・売店前〜
💚🦖「おーい!1年組〜!一緒に食べよーぜ〜!」
💜👓️「今日のパン、チーズカレーパンだったよ?勝ち組〜!」
🖤🎸「🩷🍪さんの手作り弁当が最強✨」
🤍🐑「俺、また購買の焼きそばパン逃したんだけど!?誰だよ買い占めたの!」
💛⚡️「🤍🐑くん、それ毎回言ってるでww」
🩷🍪「ww、💙🌷さんが買い占めてましたよねw」
💙🌷「善は急げ!早いもの勝ちです!」
💚🐸「俺さぁ〜、今日の授業で3回寝かけたんだけどw」
🧡🍫「💚🐸さん、堂々と言うなよww」
❤🍗「……あのさ、さっき校長室の前で、知らない生徒が入ってくの見たんだよね」
🧡🍫「え?転校生かな?」
🩵❄「えぇ〜、怖いですぅ……」
🤍🦊「でも、転校生ってまだ発表されてないよね?」
❤🍗「うん。明日発表されるのかな?」
🧡🍫「……それ、ちょっと気になるね」
❤🍗「うん。……でも、今はお腹すいたし、食べよっか!」
🧡🍫「うん、そうだね!」
夕焼けが空をオレンジに染める中、メンバーが屋上に集まっていた。 風が心地よくて、みんな自然と笑顔になる。
💚🦖「うお〜〜!風が気持ちいい〜〜!!」
💜👓️「うわ、お菓子飛ぶってば!w」
🖤🎸「ちょっと!床ベタベタするんだけど!?誰かガム落とした!?」
🤍🐑「え、俺じゃないよ!?今日は噛んでないもん!」
🩷🍪「え〜?じゃあ誰が……」
💛⚡️「……あっ」
💛⚡️「いや、あの、味なくなったから……ポイって……」
💚🐸「おいおい、たっつんが一番やっちゃダメなやつやってんじゃんww」
💙🌷「💛⚡️、意外とやらかすタイプだったのか……」
🍪「💛⚡️さん、今度からちゃんと包んで捨ててくださいね!」
💛⚡️「すみませんでしたぁぁぁ!!」
🧡🍫「www、💛⚡️もポイ捨てするんだね〜」
❤🍗「💛⚡️、ガムはちゃんとゴミ箱に捨てようね〜w」
💛⚡️「うぅ、❤🍗くんにまで言われたら立ち直れない……🥺」
🩵❄「でも、💛⚡️さんがガム噛んでるの、ちょっとレアかもですぅ〜」
🤍🦊「俺、ガムって飲み込んじゃいそうで怖い……」
🤍🐑「ww」
💙🌷「よし!今度“ガムの正しい噛み方講座”やりましょよ!」
💜👓️「それ絶対💛⚡️のためのやつww」
🖤🎸「てかさ、ガムでここまで盛り上がるの、俺らぐらいじゃない?w」
笑い声が風に乗って、屋上に広がっていく。
❤🍗は、みんなの顔を見渡して、ふっと笑った。
(やっぱり、みんなといると楽しいな……)
つづく