…ガッチマン視点…
いつぶりだろうか…
こんなに体調が優れないのは
昨日の夜から喉の調子が悪かった。
けれど、こんなことになるなんて思ってない。
俺は体温を計り、ベッドで横になる。
(眠くないな……)
こんな時は人肌が恋しくなる
だからと言って人を呼ぶことは無いが、寂しく感じてしまう。
俺が寂寞に浸っていると
プルルルル……
1本の電話が入った。
「うっしーからだ…」
名前を見て、心が高鳴る。
「もしもし…」
少し掠れた声で応答した。
「ガッチさん、家の鍵開けてくんない?」
うっしーの予想外の言葉に声が詰まる。
彼は俺の家まで来ているのか。
何故彼は来てくれたのだろうか。
でも、中に入れたらうつしてしまうのではないか。
嬉しさと不安が心の中でせめぎあう。
その反面でうっしーは「ガッチさん?」そう何度も問いかけて心配そうにしてくれていた。
「う~…寒っ」
彼の寒そうな声に、我に返る。
とりあえず 彼を招こう。外に放置するままでも風邪をひいてしまう。と中へ入れることにした。
彼は中に入るとすぐに俺の体温を計り、
テキパキと何か準備を始めた。
何をしているのだろう。と俺が後ろで様子を見ていたら彼はそれに気付き
「ガッチさんはベッドで寝てて」
鋭い眼光でそう言い放った。
俺が渋々ベッドへ戻り、退屈にしていると
彼が濡れたタオルを持って部屋へ入ってきて、 眠れないのか と心配そうに声をかけてくれた。
少し恥ずかしかったが、
俺がそうだと答えると
彼は笑みを浮かべ
俺が寝かしてやると言って子供をあやすようにトントンと俺の上で疑似心音をつくり始めた。
それは俺にとって安らぎを与えてくれ、
弱った俺の心を溶かしてくれるようで眠気を誘う。
彼は眠れそう?と尋ねると
優しい声で
寝るまでお話をしてくれた。
うっしーのそんな優しい所が好きだと感じ目を閉じる。
(うっしーと恋人になれて良かった//)
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気づいた理由を書き入れられ無かったので
ここに書きます。
理由(昨夜、電話した時に声が少し掠れていたから。)
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