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コメント
1件
初コメかな?このペア尊い🩷好き🩷
なんで仲良くしてくれてるかわかんないとても大好きな尊敬🈂️と合作決定してたんですけど私が結構色々してて出せてなかったんで出しますホント申し訳ございませんでした死ぬほど図々しいですがこれを気にタメになりませんか⬅
お世辞と言っていいほど下手です書かなかった代償ですね🙂
水桃
ご本人様とは関係ありません
夏ですね
チャイムが鳴って、教室がざわめく。
みんな部活やら遊びやらに散っていく。
「ないちゃーん!今日も一緒に帰ろ?」
声の主は、クラスのムードメーカーでちょっとイケメンないむ
飄々としてるくせに、なんだかんだ面倒見が良くて、最近はなぜか毎日のように、俺に構ってくる。
「……べつに、待ってたわけじゃないし」
「はいはい、わかってるってー!じゃ、行こっか」
強引に引っ張られるけど、嫌ではない
階段を降りて、靴を履き替えて、並んで歩き出す。
夏の夕暮れの風が、ちょっと心地いい。
「いむってさ、なんで毎日一緒に帰ってんの?」
「え?そんのないちゃんと一緒におるん楽しいから?」
「……バカ」
「え!!!照れてんの!?!!かわい」
「かわいくないし!!」
「あるやん。そういうとこ、かわいいって思ってまうんやけど?」
耳がほんのり赤い。気がする
けど、すぐにそっぽを向いて、
「……うるさい」って、小さく呟いた。
帰り道は、特別なことなんて起きないけど、
この時間だけは、俺だけのだけの“放課後”だった。