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しおしき
付き合ってる
羅刹卒業後
しお→?→←←←←←←しきって感じ
四季君目線
背中を向けて寝息を立てている紫苑に縋り付くように、そっと触れて大きな涙を溢す。目の前は上手く見れないし、大きな音も出せないから声は噛み締める。
紫苑さん行かないで…1人は嫌。また、また親父みたいに残して行かないで…側に居て…。
ねぇ俺誰よりも紫苑さんのこと好きな自信あるよ、柔らかくもないし可愛くもないけどさ。
俺…どんな紫苑さんでも愛せるから…
頭では伝えたいと叫んでいるのに言葉に出せない。出すことが出来ない。
最初は一目惚れが近かった、憂いを帯びた瞳を一瞬だけ宿したその顔が彫刻のように見えた。
性格は、優しい人。子供が好きで子供を守りたいと強く思っている人。
でも…26人の彼女がいるほど女遊びが激しかった。何かを埋める為。言われなくても気付いている。
でも、羅刹を卒業してから振られるのをわかっていながら軽く告白をした。本当に細やかででも俺にとっては重い告白を。
答えは存外にもオッケーだった。
でもね…紫苑さん。何かを聞こうとすると話を逸らして、何も隠せていないのに…。隠すフリなんてしないでよ。
一緒にいる時に最近は曇り顔なの…気付いてる?気付かなくても良いんだけどね…。
サイレントモードになってる携帯が、何度も光ってるんだよ。それの意味ぐらい知らない子供じゃないんだ、紫苑さん。
怪しいって思うのも嫌なんだよ、自分が酷い人間に見えちゃうから。
見えても見てないフリをちゃんとするからさ…怒らないでね…。
「ねぇ…四季君」
「馨さん…」
「アイツとはもう別れたら…?」
馨さんはあぁ言ってくれたけどね、俺が別れたくないんだよ。行かないで欲しいんだよ。1人は良いけど独りは寂しすぎるから。
紫苑さんの背中以外で俺はどこで泣けば良いのかもうわかんないんだ…だから離れないで、俺の居場所を奪わないでよ。
紫苑さんは俺の全てなんだよ。帰る場所だし、安心できる場所。無意識でもそう思えるぐらいになっちゃったんだよ…。
笑顔見れば疑っていた事でさえも、疲れたことも何もかも忘れられた。俺を求めてくれてるって思えた。
抱かれたら信じれるんだよ、バカみたいにさ。愛してくれているって。
ずっとずっと夢見てる。紫苑さんが女性を全て切って俺を見てくれる、そんな来るはずのない未来…。でも紫苑さんが居てくれるだけで満足だから。
あのね…良い加減聞き飽きたんだよ。その「お前だけ」っていうセリフ。前までは浮き足立ってたのに今じゃ「またか」って思うだけ。返してよ…。あの頃の俺を。
じゃあ一ノ瀬じゃないなら誰、これ?って答えられるわけないじゃん。酷い人だなぁ…本当。
きっと多分。「もういいよ」って紫苑さんが言いかけた時に、俺が落としたスマホに画面のように関係もひび割れたんでしょ?わかってるよ。
俺が言いたいセリフなんだよ…。俺からバイバイって
言えりゃどんな楽か、紫苑さんは知ってはくれないでしょ?
俺にはもう、俺ががもうわかんない。
俺はもう紫苑さんの一番にはなれない?
でも、唯一わかったんだ…。
たとえ俺の、心が壊れても俺は紫苑さんから離れられないって。
原曲
曲名 / 歌手
『Lost love song【II】 / Hilcrhyme』
リクエストあったらいつでもwellcome!ですよ!!
曲でもカップリングでもね!
(※カップリングの受けは四季君固定でお願いします……)
コメント
1件
はわ ~ 神…四季くんの愛がめちゃ重いの、あんまり見ないんで嬉しいです、!🥰