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狐:早く起きてくれよー?(膝枕


前兵長:君を特別監視付きではあるけど隊長と任命する。形は二番隊の派生と言われるかも知れないけど僕の部隊だ。よろしく頼む。君の仕事ぶりは見ていたよ。

紫:ありがとうございます。

前兵長:僕だって出来ることなら紫魔の上司として兵長直属にしたいよ。けど分からないけど多分無理だろう。呪いの類を感じるよ。僕はいつでも味方だよ。紫色に染まった髪も目もキレイじゃないか?な?

紫:ありがとうございます…。そんなこと言ってくれる人なんていなくて。

前兵長:そうなのか?別に赤みがかった目が消えても「霧雨」だろ?紫魔なら大丈夫だよ。

絶対に。見えない所で殴られていることも知ってる。よく耐えた。無理に笑わなくていいんだぞ?

紫:(笑わないと・・・けど)ポロポロ

兵長:よく頑張った。


前兵長:今日から君の部下になるユウとヤトだよ。2人ともめっちゃやる気有るんだよ!


ユウ:…ペコッ

ヤト:よろしくお願いいたします。

紫:こちらこそ。


前兵長:どうだい?紫魔。二人は。

紫:鍛えがいがあります。私も頑張らないといけません。

前兵長:なら僕と手合わせ願おうか。

紫:はい!✨(兵長はあの戦争を乗り越えた凄いヒトだ。手合わせなんて…✨)

(ボロ負け)

前兵長;休憩しよっか。

紫:もう一戦。もう一戦だけ!ハァハァ

前兵長:紫魔?教えたよな?休みも必要だと。冷静に判断しろと。剣術は優れているんだから。紫魔は小柄だからできる戦いかたを探してみな。

紫:はい!兵長!

前兵長:兵長よびは恥ずかしいなw僕を姉だと思いな。紫。いつでもどこでも。これをあげる。○○の加護だよ。いつかきっと…。


ねぇ…さま…すやぁ。

狐:やっと体温戻ってきたな。よし。あれ…昔もこんなことがあったきが…。


俺は昔ただの狐だった。神社の辺りを縄張りにしてた。たまに人里の近くまで降りて人懐っこい狐を演じてご飯を貰ったりした。その中の1人名前は分からないし分かってたとしても記憶がないがで黒髪に蒼い目の小娘がいた。彼女は奇病持ちで回りに人はほぼいなかった。唯一の友達は俺(狐)だった。彼女は本を読むのが好きでその知識を話してくれた。

彼女の奇病の内容は日が沈むにつれて体温が下がり次の日氷のように少しずつ溶けていくものらしい。

?:ねぇ…狐ちゃん。私ね。あと少しで溶けて死んじゃうかも知れない。ケホケホッ

狐:?

?:狐ちゃんが1人にならないように私を忘れないように…名前つけてあげる!!

狐;??

?:そうだなぁ。「橙」とかどう?ニコッ橙たん(○○たんとかいう愛称的な)と話せたらいいのになぁ😁そしたら面白いのに✨いつか橙たんが仲良くなった人に名前読んで貰えるといいねニコッ。ケホケホッ


次の日彼女の体温は、下がり続け上がることなく氷のように砕け散った。遺体は残っていない。その瞬間を俺は見ていない。けど彼女の来ていた着物と氷だけが残っていた。

ただ俺は「橙」という狐になった…。

彼女の死後俺は1人になった。だれかと話したい。誰かにかまって貰いたい。と考えていた。しかし俺はただの狐。他の奴らよりは長く生きたがもう死を意識していた。死ぬ前に願ったことは…「誰かと話したい。」そのまま眠りについた。覚めるはずのない永遠の眠りのはずだった。

しかし目が覚めると今の姿だった。全てを使いこなすのに時間はそこまでかからなかった。人里に出た時。化け物だと言われ石を投げられた。自分は化け物なのだから化け物らしくいようとその人里と燃やし滅ぼした。

人は嫌いになった。だから俺はひとのいない縄張りに結界をつくり暮らした。それが今の一ヶ丘神社だ。人々は神聖な聖域だというようになった。ありがたかった。誰も入らなくなったし、信仰と恐怖は神一重であり力を蓄えることができたからだ。昔の願いなんて捨てていた。彼女の名前も忘れ始めた。けど彼女のくれた名前が気に入った。いつか俺の名前を読んでくれる人が現れますように。矛盾しているかもしれないけど今の俺の願いだった。


狐:思い出してみると懐かしいな。

(今ここにいる紫魔は彼女でもないし関係者でもないだろう。けどこいつには名前を読んでくれることを期待した。)

ふしぎだなぁw


紫:ん…。

狐:お願いだから【あノこ】みたいにお話しようぜ?紫魔。


前隊長・・・女性初の隊長。組織を作った本人。能力の見極めが得意である。紫魔のあこがれの人。とある戦争にて殉職。いくつもの戦争を止めてきた。本人。

好きなこと・・・おそば作り、銃の整備

嫌いなこと・・・昔の考え


狐の言う彼女・・・日が沈むにつれて体温が下がり次の日氷のように少しずつ溶けていく奇病持ち。本の読み聞かせをしてくれる狐の唯一無二の友達であり彼女にとっても唯一無二の友達である。


狐に恋する私は…

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