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#ご本人様には関係ありません
注意
・赤桃
・全体的に報われない
・本人様と関係なし
・死ネタ
・駄作
どうしてこんなことになったんだろうね
もし、俺が君のことが好きだって
愛してるって
もう少し早く伝えれてたらこんなことにはならなかったのかな
ある日突然ないくんから呼び出された
内容は聞かなくてもわかる
「俺、りうらのことが好きなの…だから付き合ってほしい」
…ほら、やっぱり
ないくんから好意を向けられているのは薄々感じていた
だけど俺がないくんのことが好きかと聞かれると友情以上のものはない。
だがこんなことで関係が壊れるのも嫌で
俺は
「俺も、ないくんのことが好き」
嘘をついた
その時見せた君の悲しそうな笑顔はいまでも頭にこびりついて離れない
付き合ったからと言って特に何が変わったとかはなかった
強いて言うならないくんからの連絡が増えたくらい
内容は様々でその日何があったかとか何を見たとか
デートのお誘いとか
俺は自分勝手だから恋愛感情を抱いていない相手とデートなどしたくないと思ってしまい
基本的に断っていた
でも、たまに誘いに乗ると待ち合わせ場所にいるいかにも気合い入れてますって感じの格好してる君を見るのは案外嫌いじゃなかった
ないくんはよく俺に好きかどうか聞いてくる
最初の頃は適当に肯定してたがそう何度も繰り返されるのめんどくさくなるもので
「ねぇ、りうらは俺のこと好き?」
「…その質問何回目?りうら同じこと聞かれ続けるの好きじゃないんだけど」
「ッ…ごめん」
あ、ミスったっと思った
だけどないくんの俺に対する好意には自信があったからこんなことでないくんは俺のことが嫌いにならないだろうとも思った
「…もうその質問してこないでね」
「…わかった」
その日はイツメンみんなで集まって食事をしていた
この時もないくんは俺の横に座ろうとしたけどこんな時までないくんの彼氏でいたくなくていむの横に座った
ないくん悲しそうな顔してたなぁ
数時間してみんなお酒もだいぶ飲んだからか数名酔ってる人も出てきてその日は解散となった
帰り道、一応彼氏と言うことで家までないくんを送ることとなった
ぽつりぽつりとゆっくりと会話している中気になっていたことを聞いてみた
「ねぇ、ないくん?」
「どうしたの?」
「ないくんはりうらのどこが好きなの?」
「…え!?!?」
「声でかいよないくん…」
「あ、ごめん…じゃなくて!なんでいきなり!?」
「んーきになるから?で、どこが好きなの?」
「〜ッ…りうらの優しいところが好き」
予想外の答えだった。りうらはないくんのこと好きじゃないのにつきあってる最低な人間なのに
「…りうらは優しくなんてないよ」
「んーん、りうらはとーっても優しいよ」
「…ありがと」
頬赤らめながら伝えてくれた君を不覚にも可愛いと思ってしまいここからは気まづくてあんまりないくんの顔を見れなかった
「はい、ないくん家に着いたよ」
ないくんはぼーっと家を見つめたあと
「…ごめんね」
そう零した
俺は一瞬なんのことか分からなかったけど多分今家まで送って貰ったことに対してだろうと思い
「大丈夫だよ」
そう返した
するとないくんは笑顔になり
「ありがと」
と言ってきた
_そのないくんの笑顔は思わず目を奪われるほど綺麗な笑顔だった
「ばいばい」
「…うん」
次の日ないくんの言葉と笑顔の意味をあんな形で知ることになるなんてその時の俺は微塵も思っていなかった
朝になり俺はないくんに連絡した
昨日ないくんはたくさんをお酒を飲んでいたけど体調は大丈夫なのかと思って連絡したはいいもののないくんから返事が帰ってくることはなかった
いつも即レスなのに珍しいなとか思いながら
二日酔いなだけだろうと思いあまり気にしていなかった
ないくんからの返事は夜になっても帰ってくることは無かった
さすがに不思議に思いはじめたころまろから連絡がきた
内容としてはまろもないくんから連絡がかえってきて来なくていちばん家の近いりうらにないくんの様子を見てきて欲しいというものだった
めんどくさいと思いながらりうらもさすがに少し心配なので付き合って数日たったころに
半ば強制的に渡された合鍵を持って家を出た
ないくんの家に着きインターホンを鳴らすがないくんは出てこなかったから合鍵で鍵を開け家に入った
「ないくーん?いるー?」
リビングには電気が着いていたがないくんの姿は見えなかった
「ないくーん?」
いくら声をかけてもないくんからの返事はなかった
色々なところを探したがないくんはいなくて
あと見てないのはないくんの部屋だけとなった
「ないくーん?いるのー?」
ガチャ
ないくんの部屋を開けて俺の視界に入ってきたのは
大量の薬や血の着いたカッターや物で散乱している部屋で足を宙に浮かせてる
ないくんだった
「ないくんッ!?」
俺はないくんに駆け寄り体に触れた
ないくんの体は生きてる人とは程遠く冷たかった
「ないくんッ!!!゛ねぇ゛ッ!!」
「な゛いくん゛ッッ!!!!」
その後ないくんはその場で死亡が確認された。
ないくんを見てパニックになってしまっていた状況でも病院に電話はできたらしい
アニキやしょーちゃん達にも連絡をして集まり状況を説明するとみんな泣いていた
だけど、どうしてもりうらは泣けなくて
泣こうとしても泣こうとしても涙なんて一滴も出てこなくてみんな悲しくて仕方ないはずなのにりうらの背中をさすって
「大丈夫だよ」
そう声をかけてくれた
数時間するとみんな落ち着くために各々自分の家に帰って行った
りうらは無意識にないくんの家に向かってしまっていた
…君の家に行けばまた笑顔の君が見れると思って
ないくんの家に着き部屋に入るとやっぱり部屋は色んなもので散乱していた
大量の薬、かったー、包帯、その他にも布団も荒れていて本当に人が住んでいたとは思えない有様だった
そんな中机の上のとあるもが目に付いた
「…なにこれ、手紙?」
手紙を観察しているとりうらと書かれていた
「りうら宛…?」
嫌な予感がして少し迷ったけどこれを見た方がいいと直感が告げていたので見てみることにした
「りうらへ
これりうらが見てるってことは多分俺は死んじゃったのかな?書きたいこといっぱいあって悩むー笑とりあえずりうらに黙って逝っちゃってごめんね。りうらは優しいから俺が死にたいとか言っちゃったら止めてくれると思って最後まで伝えられなかったや、
りうら、俺と付き合ってくれてありがと。でもりうら俺のこと好きじゃなかったでしょ?りうらは俺のこと大切な友達だって思ってくれてるって分かってたからりうらなら断らないだろうと思って告白したの。ごめんねりうらの気持ちをわかってながら俺に付き合わせちゃって。これからは俺に縛られず自由に恋愛して生きていって欲しい。両思いじゃなくても恋人になれて本当に嬉しかったよこんなずるいやつでごめんねこんな俺だけどりうらの事ほんとに大好きだったよ今までありがとう。俺のことは忘れてね」
読み終わった瞬間今まで一滴も出なかった涙が大量に流れ落ちてきた
この手紙を見てないくんが死んじゃったんだって実感がやっと湧いてきて
きっと昨日のごめんねや笑顔は自殺を決心したからのものだったんだろう
りうらはないくんのこと沢山傷つけちゃったないくんはきっとりうらが好きでもないのに付き合っちゃってないくんに対して酷い態度をとっていっぱい傷ついたんだろう
…きっと手首にあった無数の傷と薬も俺のせいなんだろう
あぁ、なんで今さら気づくかなぁ
ないくんは手紙の中で沢山謝ってたけど謝らないといけないのはりうらの方だ
りうらが自分の気持ちに気づかなかったせいでないくんを自殺まで追いやって
ねぇ、ないくんもう遅いってわかってるけど
りうらは本当にないくんのことを
愛してるよ
自分の気持ちに気づかない🐤サン×🐤サンが自分のこと好きじゃないって分かってた🍣サンが書きたかっただけ
多分すぐ消す
コメント
2件
*こっそり涙を拭きながら* …読ませていただきました。 最初から最後まで、胸がぎゅっとなるお話でしたね。 特に、ないくんの「ごめんね」とあの笑顔が、全部を悟ってからのセリフだったと思うと…読んでいて息が止まりそうになりました。 りうらくんが手紙を読んでようやく涙を流せたシーン、あそこが本当に切なくて。 「愛してるよ」の一言が、あまりにも遅すぎて、でも確かに本物で。 短い中に、たくさんの“気づかなかった後悔”が詰まっていて、心に残りました。 素敵な作品をありがとうございます。