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※このお話しは本編ではありません。
防弾少年団のボーカル、圧倒的顔面偏差値の高さを誇るVさん、お誕生日おめでとうございます。
入りたての頃、ジョングクさんと見分けがつかず、よく怒られました…今となっては良い思い出です。
貴方の低くてハスキーな声、ミステリアスで独特な雰囲気、美しすぎるお顔、子どものように全力で表情や行動で示してくれる可愛らしい一面…あげたらキリがないですが全部大好きです。
という事で、今回はvopeです。お二人の、お互い大好き!という雰囲気がとても大好きなんです…
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「テヒョンア、誕生日おめでとう」
「ヒョン、ありがとうございます」
突然、ホソギヒョンからカトクで、
『ちょっと出れる?』
ってきたから、何かと思って指定された公園に行けば、普段と何も変わらない、どんぐり帽子にロングコートを着て、寒そうに鼻先を赤くしたヒョンがいた。僕を見つけると、あの大好きな花が咲いたかのような笑顔で手を振ってくれるから僕も思わず口角が上がる。
「何ですか〜?」
「何でもないよ。ただ、ちょっと散歩したくなっただけ」
「えー?何でもないのに呼び出したりします?…本当は、いつも人気で近寄れない僕を独り占めしたかったとか…」
「うんうん、そういう事にしておこう」
…嘘、それはヒョンに言いたい台詞。いつもメンバーから人気で、愛されているホソギヒョン。前までは僕との時間も取ってくれていたのに、メンバー…特にユンギヒョンに取られてばかりで、二人の時間なんてあんまりなくて。久しぶりの二人の時間、しかもヒョンから呼んでくれた。こんなに嬉しい事があるだろうか。風が吹き、舞っている雪が顔にピシピシと当たるのを感じながら最近出来ていなかった、なんて事ない会話をしながらのんびり歩く。
「もうちょっとしたらこの雪も可愛くなくなるね」
「鍋が食べたくなりますよね〜」
「確かに!ジンヒョンにお願いしよっと」
「ごま油少なめで、ですね」
「ふふっ、確かに!……お、見てあそこ。イルミネーションだ」
「え?……本当だ……」
二十分ほど歩いた先、ふとホソギヒョンが立ち止まって視線を向けた先を見てみれば、色とりどりの電飾が葉一つ付いていない木々に付けられており、ほわほわと光っている。綺麗だな……
「テヒョンア、写真撮ってあげる」
「えぇ〜良いですよぉ」
「僕が撮りたいの。ほらほら」
ぼんやりと見ていると、ぐいぐいと背中を押され、木の中でも一際大きいものの前に立たされ、携帯を向けるホソギヒョン。…ポケットに手を入れてたから気付かなかったけど、手も真っ赤じゃん。はい、チーズ!という掛け声に合わせていくつかポーズをとってみるが、なかなか携帯が下がらない。一体何枚撮るつもりなんだ…?
「ヒョーン、まだ撮るのー?」
「あともう五枚!」
「え〜?そんなに〜?」
「良いでしょー?テヒョンア、格好良いんだから。自慢の弟は、収められる内に収めておかないと!」
…自慢の弟……やば、めっちゃ嬉しい。そんな嬉しい事言われたら、調子のっちゃうじゃん。ホソギヒョンはずっとニコニコしながら写真を撮っており、撮り終わると変わらずニコニコしながらこっちに歩いてきて、撮った数々の写真を僕に見せてくれた。…綺麗に撮ってくれてるな…
「ありがとうございます」
「いやいや、僕が撮りたかったから。寒いね、もう戻ろうか」
「待ってください!」
「?」
「僕、まだ撮ってない」
「あぁ、そうだったね。ごめんごめん、どう「ヒョン、早く」…?」
「ヒョンを撮りたい」
「……僕?」
「早く」
「えー?」
「早く!」
「…分かったよ」
あんな綺麗に撮ってくれた写真を見たら、僕も撮りたくなるじゃん。今度は僕がホソギヒョンの背中を押して木の前に立たせると、掛け声をかける。ホソギヒョンに負けないくらいいくつも写真を撮り終えた後、ホソギヒョンの方に行き、自分の撮った写真を見せる。
「…うん。うんうん。ホソギヒョンが綺麗だから、写真も綺麗です」
「わぁー、ありがとう」
「ねぇ、最後、二人で写真撮りたいです」
「二人で?うん、良いよ〜」
「じゃあいきますよ?ヒョン、もっとこっち来て…よし。はい、ポーズ」
カシャッ……
こんなに近付く必要はないんだけど、無性にくっつきたくなって、ホソギヒョンの腰に手を回し、引き寄せてから写真を撮る。…うん、良い感じ。後は、ホソギヒョンにちゃんと言っておかないと。携帯をポケットにしまい、こちらを向いているホソギヒョンの両頬を両手で包み込む。僕は手袋をしているから冷たくないはず。
「んむ……どうした?」
「…この写真はとっておきます」
「?、うん……」
「後生大事に」
「…うん……僕にも送ってよ」
「勿論。……だから」
「…だから…?」
「…だから、ヒョンも、後生大事にとっておいて下さいね」
「……当たり前じゃん。テヒョンアが撮ってくれた写真だもん。お前も映ってるのに、消すわけないでしょ」
「約束ですからね!!」
「はいはーい。ほら、離して」
「嫌です」
「何でだよー……僕の手で触られたいの?」
「それは嫌です。冷たそうですもん」
「うん、もうあんまり感覚ないよー」
「!、なら、手繋いで帰りましょう!文句なしです!」
ぎゅっ……
「わぁ〜、あったか〜」
「これでポケットに突っ込めば…ほら、凄くあったかいでしょ?」
「うん、あったかい」
…寒くて良かった。こうやって手を繋ぐ口実が簡単に出来るから。ニコニコ笑いながらあったかいと繰り返すホソギヒョンの声を聞き、じんわりと温まっていく手の体温を感じながら帰路についた。
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到着後……
「…そう言えば、誕生日プレゼントは?」
「勿論用意してますとも。はい、どうぞ」
「わー!ありがとうございます…!、これって…」
「いつも重装備をしているテヒョンアへ。耳当て付きの帽子だよ。この色、絶対お前に似合うと思ってさ」
「ありがとうございます、ヒョン!後生大事に被ります!」
「うーん、嬉しいけど…程々で良いよ……」