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永遠に届く声

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永遠に届く声

20 - zwanzig .

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2025年05月11日

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喧騒が去ったあと。王子たちが「まぁよきかな!」と勝手に納得して去っていった後の、静かな書斎。


2人だけになって、

空気が変わる。


「……陛下、陛下……」

ハイネの声は、どこか疲れて、でもどこか切なげで。


「わかっている……」

ヴィクトールも、静かに目を伏せる。


「終わりですか…?これ……」

その問いには、ふたつの意味があった。


“この騒ぎのこと”

そして

“この関係のこと”


「そう……だな……」


しばらくの沈黙。


グラスに残った白ワインが、冷たく揺れる。


「……名前で呼んだこと、後悔してますか」

「いや。むしろ、君が私の名を呼んだあの瞬間を――

 ……どうしても忘れたくなかった」


「……陛下……」

「ハイネ」


もう一度、その名を呼んで。


「“終わり”にするには……まだ、惜しいと思ってしまった」

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