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私は甘やかされて生きてきたんだと思う。


親や兄弟に怒鳴られことなんてなかったし何をしても褒められたしいつも誰かしらはそばに居てくれた。

兄弟の手はいつでも優しくて暖かかった。

親も私のことを愛おしくいつも見てくれてた。

でもこれは私にだけじゃなかったしその事実は一生噛み締めて生きたいと思った。


「あいつを家族だと思ってはいけない」


「アルアはいい子だからどうすればいいか分かるよね?」


「あれは化け物だ。家族を皆殺しかねない」


前まで共に暖かい目で見ていた私の片割れ。

人々は未知の物事に直面した際、恐怖に襲われ無意識に遠ざけてしまう生き物だ。

私の片割れはとても可愛くて撫でられるのが

好きで褒められると口元が緩んで とても

可愛い笑みを浮かべる子その事実は

変わらないはずなのに。

私の片割れは未知の能力のせいで存在することを許されない存在になってしまったその事実は私にとって信じ難い事実だった。



ジーーという視線を感じる。


「ねぇねぇキルアこの子だれ?」

声に迷いなんてなくてとても真っ直ぐな声。


「俺の妹。かわいいだろ」

かわいいだろって言う言葉に私は素直に喜べない。


「え?!確かに似てる髪色とか!」


「たしかに言われてみれば似てるな」


「こんな物騒な一家にもこんな可愛い子がいるんだな!」


「レオリオ物騒な一族は失礼だろう」

騒がしい人達だなあ。一緒に居ると疲れちゃいそうだな。それが第1印象だった。


「あすまん!」

この人もとても真っ直ぐな人だな


「大丈夫ですよ。物騒なのは事実ですから」

物騒という言葉で家族の言葉がフラッシュバックする。

前なら”物騒に見えるかもしれないですけど案外普通の家族ですよ笑”

と否定したかもしれないが今の私にはできない。


「名前なんて言うの?」

お兄ちゃんと同じくらいの男の子。見るからにとても元気な方でとても眩しい。


「アルア」


「アルア!キルアと名前そっくりだ」


「うちの兄弟はみんな同じような名前なんです。」


「そうなんだ!ていうか敬語じゃなくていいよ!」


「わかった。3人の名前なんていうの?」

「俺はゴン!」


「クラピカだ」


「俺はレオリオだ!」



「じゃあ私はここで失礼する。キルアとも再会できたし私は区切りがついたからな」


「そっかじゃあ俺も故郷に帰るとするかあ。やっぱり医者の夢は捨てきれねぇ。これから猛勉強しねぇとな」


「うん、頑張って!!」

みんなそれぞれ行く道があるんだなあ。

私は家族の背中を追っていくに精一杯だったのに凄いな。


「ばいばーーい!」

元気な声で飛行船に目一杯手を振っている。


「あっという間に3人になっちゃったね」


「ねぇどうする?」


この後どうするかなんてわかないからお兄ちゃんの方を向く


「どうするって特訓するに決まってる だろ」

「え?なんの遊ぶんじゃないの? 」


「お前なあさっきなんつったそんなんでヒソカを1発でも殴れると思ってんのか??」


「半年どころか10年経っても無理だっつう

の」


ゴンとキルアの温度の差に

ひっくり返りそうになると同時に

お兄ちゃんのこんな1面を初めて見た

私は少し驚いてしまった。

友達ってすごい


「いいか?分かりやすく言うと、これがヒソカこれがハンゾーな」

「ヒソカとハンゾーの力の差をこれぐらいだとするとお前との差は___」

すごく長い線が書かれる。


「ココ!かなりオマケでな! 」


「うぐぐ、ちょっとムカつく!」


「ふっ」

会ったばかりだと思えないほどゴンと兄の距離はとても近くて息もあっていて新鮮な兄の姿に思わず笑みがこぼれてしまう。


「あ、アルア笑わないでよ!」


「だって面白いんだもん」

そして私とゴンの距離も初対面だ思えないほど縮んでいた。


ポッケに入っているもの手探りで探す。


「あ、あった」


「なにそれ?」


「スマホGPSとか着いてるからこれ壊しておかないとゾルディック家に追いかけ回されちゃう」


バキッと鈍い音が鳴り響く。

その瞬間が私がゴンと話していて

友達を理解した瞬間だった。


ゾルディック一族にいるお茶目な女の子

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