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_チリンチリン_
扉を開けると同時に軽快な鐘の音がする
「こんにちは…」
ー私の名前は風華、新中3だ。
今日から此処のバイトに入るのだー
hu「無人…」
ー店内には誰もいない。何処かに座って待ってい ようか…ー
_コツッコツッ_
ー誰ッ?!ー
hu「バッ((見」
「…誰や、お前…」
ーこの人…緑のフードを深く被ってて目が
見えないけどわかる…殺気がエグいー
「お前みたいなのが来るような場所やないで」
「お子ちゃまはとっとと帰ってくれや」
hu「名乗るのが遅れて申し訳ありません」
「今日から此処のバイトに入ります風華です」
「それならそうとはよ言えや…」
hu「すみません…」
「まぁいいや…案内する人呼んでくるから」
「そこ座って待っとって」
hu「あ、はい。ありがとうございます。」
ーツツはぁぁぁぁ…びっくりしたぁー
_コツコツ_
ー妙に落ち着いた足音…さっきの人ではなさそうー
「お前が今日から入るバイトか…?」
hu「あ、はい。そうです」
ー落ち着いてるなぁ。顔も申し分ないし絶対人気の人なんだろうなぁー
tn「俺はトントンや。此処の人気No.3の従業員や」
ーまぁ、だいたい予想通り。黒縁のメガネが整った顔とすごいあってるもんねー
tn「ちなみにさっきの奴はゾムで人気No.2の此処の従業員や」
hu「見ていらしたのですね」
tn「すまんな」
hu「いえ。別に」
ー気配は感じ取ってたからわかってた。にしても意外に人気あるんだあの殺伐(ゾム)さんー
tn「まぁ此処に来る奴は大概下心しかないからな」
ー”下心”…ー
tn「まぁお前は大丈夫そうやな」
「オーナーのとこ案内するからついてきてや」
hu「あ、はい」
tn「………」
hu「………」
ーいや、気っっまず…ー
tn「お前は…」
hu「はい」
tn「こんなとち狂ったバイトに入ったんや?」
ー入った理由、ね。ー
hu「特に」
tn「それにええんか?勉強せんくて」
hu「…え?」
tn「履歴書の学歴に…」
ーあ〜完全に忘れてたわ。履歴書の存在ー
hu「まぁ、貴方自身が言っていたように此処に来る奴はとち狂ってる…ただそれだけです」
tn「…そか」
tn「…ここや」
hu「おぉ…でかい…」
tn「ノック三回、名乗って返事を待つ。流れはこれだけや」
hu「はい」
_コンコン_
hu「風華です」
「…入れ」
hu「失礼します」
_ガチャ_