br「そうですか」
そんな話僕には関係ない
僕とこの人じゃ違う
死ねずいて、幸せになれるだなんて
ごく一部だ
。「他人の言葉は…響かないか…w」
彼は背を向けて足を進める
。「救急車、今からでも呼んどきますよ」
「見殺しにはできませんから」
迷惑
救急車なんていらない
必要ない
うるさい
br「余計なことしないでください」
音が増える
茂みを通る音
複数の
人が近づいている
shk「いた!」
nk「ほんとだ…!」
見つかった
話していたせいで
shk「あれ、…先生…?」
kr「shk君、nk君、こんにちは」
shk side
kr「shk君、nk君、こんにちは」
珍しく涙を流している先生
儚げに微笑んでいる
shk「こんにちは…」
nk「待って!br ッ……!」
「なにしてるの!!」
brに駆け寄るnk
危ない場所なのに
なんの抵抗もない
sm「あ” ッ…やっと追いついた……」
後ろから、smとknが追いついてきた
kr「すごいね…家族って」
「brのために…みんな集まってきたよ…w」
「shk、頑張って…」
「君ならできるよ」
「助けてあげて」
「失う前に」
なんで
なんで
悲しそうにしてるの
いい加減に
shk「いい加減にしてください ッ…!」
思わず怒鳴ってしまう
この場にいた全員、驚いた顔をして俺を見る
shk「悲しいなら悲しいって……」
「言ってくださいよ… ッ」
「先生には…感謝してるんです」
「俺だって助けたい」
「先生がしているように」
「人を……救いたい」
先生は俺の頭に手を乗せて 静かに笑った
kr「…brを救えない奴に、俺は救えねぇよ w」
「俺を助けたいなら、brを助けてやれ…!」
強く背中を押された
不思議と安心して、勇気がでた
絶対、家族を守ってみせる────
shk「br、……」
「brが兄を救えなくて、後悔してるなら」
「俺らだって同じように…brを救えなかったら後悔するよ」
真剣にbrの瞳を見つめる
「brがしんで…後悔するのは俺らなんだよ」
br「みんなはなにも…ただ僕が ッ…!!」
涙で顔がぐしゃぐしゃなbrは
必死に
言葉を出す
br「後悔しなくていいから…」
「死ぬ選択をしたのは僕で……」
「みんなは悪いことしてない」
kn「それなら……brも同じでしょ…?」
「あの時、飛び降りる選択をしたのはbrじゃない」
「最善は尽くしてたはずだよ」
「気づけなかったのだって…誰も悪くない」
「もう…自分のことを責めないで」
「見てて悲しくなるんだよ」
「brだって、この気持ちわかってるはずでしょ?」
brは俯いて黙り込んでしまう
br「じゃあ僕は…ッ」
「じゃあ僕はどうすればいいって言うの…!?」
涙声
激しく胸が痛む
sm「生きてたら…いいんだよ」
「どうすればいいとか、気にしないでさ」
br「でも…でもさぁ っ…」
「いやでしょ…?」
「こんな兄なんて……」
自虐的な感情
兄弟に誰もbrを嫌ってる人なんていない
いないのに
br「もう、いいよね」
これはただ
「みんな…またね…」
逃げてるだけ
「ごめんね…」
崖から落ちる直前、放った言葉は
涙と共に
散っていった
コメント
1件
崖の端で泣きながら立ってるbrさん...エモいな。(((( 皆が必死に止めてるとこほんとすきです...""、 言葉選び素敵だな...。性癖が満たされる...ッッ