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突然ですが?
皆様方は、 闇に沈む感覚をご存知ですか?
私は、ある夢を見た。
最初こそ、ただのいつも見る普通の夢だった
なんの変わりのない当たり前の夢
そんな中だった、
私は夜中に、ふと目が開いた。
なぜかわからないけど、ただすぐにこの空間が現実 いや、、、(夢ではない!)そう感じた
ここは、息苦しさが少しあり、体も重く、それでいて、少しだけ ふわふわとした気分だった。
そうそう、なんで夢じゃないって思った?
現実だって感じた?考えでも答えはない、
ただ人間の、生物の、奥底に眠る直感的な
自己防衛本能が命の危険だと感じ取っているのがすごく伝わる。今にも、心臓が止まりそうなくらい息を潜めて、呼吸が深く、その背からは、生物の根源的な、何かに対する恐怖を感じた。私は、死ぬのかな?そう感じた
意を決して、周りを見渡してもただひたすらの闇、いつのまにベッドを降りたのか?
布団もない、てかどこだ?そうやって思考を巡らす。数分した頃に、とある事に気がついた、常に感じる背の圧力、恐怖、そして、
寝ているなら、必ず感じる物理的な背中への
重力による布団の感覚、、、 直後冷や汗が体に滲む、全身の毛が逆立つ。
見たくない、見ないといけない、見るべきなのか、はたまた、観られているのか、
私は、ゆっくりと木の枝に止まった蝉を捕まえるように、少しずつ身体を翻した
目があった
そう感じた、闇を見つめる時、闇もまたこちらを見つめ返している。
その言葉が脳裏をよぎる。
そこには海溝の真ん中の海より、空の夜空のより、真っ暗な、ひたすら落ちる闇だった
例えるなら、ブラックホールに近い、
またも、命の危険を感じた
身体は動かない
暗くて気づかなかった
私はいま、少しずつ落ちている
この暗闇に、きっと落ちるのを認めたら、
帰れない気がした、(絶対に落ちきるものか )
時間がたった、一体何時間??わからない
まだ落ちる、、、
落ちる
落ちる
落ちる
??????
誰だ?
気がつくと、一人だった闇に
誰かいる気がした、それは自分よりはるか上の闇にいる
こちらを指差した、正確には指を指された気がした、瞬く間に、周りが辺りが明るくなる
自分の部屋??
カーテンの隙間から、朝焼けの眩しさが差し込み、顔を照らす、
叩かれた??気のせいか、頭が冴えるな、
寝ていたとは、全く感じないほど頭がよく回る、あの闇は?あの、指を指したものは?
まだまだ、わからない
考えたら考えるだけ訳がわからない、
ただ一つだけわかったのは、
あそこが、現実とは、かけ離れた
全く別の空間だということ、、、
私は、死の片鱗に触れたんだと
そこで許されたのだと、
今日も夜空が世界に闇をもたらす
まだ私は、眠りにつくことができない、
さて、闇に堕ちる恐怖をあなたは?
知っていますか?