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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
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突然ですが? 

皆様方は、 闇に沈む感覚をご存知ですか?

 私は、ある夢を見た。

最初こそ、ただのいつも見る普通の夢だった

なんの変わりのない当たり前の夢

そんな中だった、

私は夜中に、ふと目が開いた。

なぜかわからないけど、ただすぐにこの空間が現実  いや、、、(夢ではない!)そう感じた

 ここは、息苦しさが少しあり、体も重く、それでいて、少しだけ ふわふわとした気分だった。

そうそう、なんで夢じゃないって思った?  

現実だって感じた?考えでも答えはない、

ただ人間の、生物の、奥底に眠る直感的な

自己防衛本能が命の危険だと感じ取っているのがすごく伝わる。今にも、心臓が止まりそうなくらい息を潜めて、呼吸が深く、その背からは、生物の根源的な、何かに対する恐怖を感じた。私は、死ぬのかな?そう感じた

 意を決して、周りを見渡してもただひたすらの闇、いつのまにベッドを降りたのか?

布団もない、てかどこだ?そうやって思考を巡らす。数分した頃に、とある事に気がついた、常に感じる背の圧力、恐怖、そして、

寝ているなら、必ず感じる物理的な背中への

重力による布団の感覚、、、 直後冷や汗が体に滲む、全身の毛が逆立つ。

見たくない、見ないといけない、見るべきなのか、はたまた、観られているのか、

 私は、ゆっくりと木の枝に止まった蝉を捕まえるように、少しずつ身体を翻した


       目があった

そう感じた、闇を見つめる時、闇もまたこちらを見つめ返している。

その言葉が脳裏をよぎる。

そこには海溝の真ん中の海より、空の夜空のより、真っ暗な、ひたすら落ちる闇だった

例えるなら、ブラックホールに近い、

またも、命の危険を感じた

身体は動かない

暗くて気づかなかった

私はいま、少しずつ落ちている

この暗闇に、きっと落ちるのを認めたら、

帰れない気がした、(絶対に落ちきるものか )

時間がたった、一体何時間??わからない

まだ落ちる、、、

落ちる

落ちる

落ちる

??????

誰だ?

気がつくと、一人だった闇に

誰かいる気がした、それは自分よりはるか上の闇にいる

こちらを指差した、正確には指を指された気がした、瞬く間に、周りが辺りが明るくなる

自分の部屋?? 

カーテンの隙間から、朝焼けの眩しさが差し込み、顔を照らす、

叩かれた??気のせいか、頭が冴えるな、

寝ていたとは、全く感じないほど頭がよく回る、あの闇は?あの、指を指したものは?

まだまだ、わからない

考えたら考えるだけ訳がわからない、

ただ一つだけわかったのは、

あそこが、現実とは、かけ離れた

全く別の空間だということ、、、

私は、死の片鱗に触れたんだと

そこで許されたのだと、

今日も夜空が世界に闇をもたらす

まだ私は、眠りにつくことができない、

さて、闇に堕ちる恐怖をあなたは?

知っていますか?

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