テラーノベル
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「 あっと ! 」
俺を座らせ、背中に大きな手を感じる。さすってくれているんだ。でも正直もう吐き気はだいぶ治ってきていた。
「 目 、開けられるか ? 」
「 はッ ! 」
目が覚めるとそこは、保健室のベッドだった。ここまで運んでくれたんだ。
「 良かった 、。 」
安心したような顔をしだと思ったら、今度は勢いよく頭を下げる。
「 ごめん !! 」
「 え … ? 」
「 俺のせいだよね 、ごめん 。
俺が突然話しかけたりしなければ … 」
「 ぁ 、えっと … 」
何でだろう。この先生はまた、俺をみんなと同じ生徒として見てくれる。仮病を疑ったり、面倒くさがったりしない。
今までの人達と何か違う。
期待してみても良いのかな。
助けてくれるのかな。
「 … 先生ッ 、 」
「 失礼しまーす 、まぜ太先生いますか ? 」
「 ごめんな 、ちょっと待ってて 」
「 あっと 、悪い !授業終わったらまた来る 」
あ、行っちゃった。まるで神様が言うなと言っているみたいだ。
どれくらい横になっていただろうか。頭の痛みは消え、代わりに、助けてくれることを期待してしまった自分への苛立ちが残る。
教室に戻るか。もうここにいる資格は無くなっていた。
席に着くと3人くらいの女子が話しかけてくる。
「 さっきまぜ太先生がね ー 、お前のこと面倒って言ってたよ ww 」
「 優しくされたからって調子乗んなよ 。 」
「 お前が許されるなら私達も仮病使うから 」
「 あとこれ以上 、
まぜ太先生に迷惑かけんなよ 」
そうだったんだ。やっぱり今までと一緒だ、期待した俺が馬鹿だった。そうだよな、俺なんかに構う時間なんて無いんだ。
次…給食か、
うちの学校は一人一人が給食を取りに行く制度で、その時に量の調整もできる。
ー 先生〜!今日給食当番が足りません!!
ー じゃあ先生も手伝うね!これやるわ!
ー ありがとうございます!
ー 少なめで〜
ー はーい
ー 大盛り!!
ー それはおかわりじゃんけんでどうぞ〜
ー チッ
ー www
「 少なめで 。 」
「 あっと !大丈夫か ? 」
「 まぁ … 」
「 このくらい ? 」
「 もっと … 」
「 食欲ない ? 」
「 まぁ 、」
「 そっか 。 」
俺が勝手に言おうとしただけなのに、何故かめっちゃ気まずい…。
給食はだいたいほとんど手をつけない。別に食べても食べなくても変わんないし、興味ない。
「 あっと 、お腹すいてないの ? 」
「 ぅわ 、 」
まただ。後ろから声をかけてくるのやめてほしい。
「 別に … 」
「 …昼休み空いてる ? 」
「 だったら何ですか 」
「 いや 、ちょっと話したいことがある 。 」
何だかいやな予感がする。何かやらかしたかな、俺。
next→♡30🌾2
雑なところあってごめんなさい
コメント
3件
一気読みさせていただきました! 続き楽しみです!
うわああ第3話もエモすぎるよ…!!😭💕 保健室で先生が真剣に謝ってくれたのに、クラスの女子の「迷惑かけるな」が刺さりすぎて辛い…。 「期待してみても良いのかな」って思った瞬間にあの言葉、読んでてこっちまで胸がギュッてなったよ。 でも給食のシーンで先生がまた主人公のこと気にかけてくれてて、そこから「昼休み空いてる?」って展開が気になりすぎる!!続き待ってるよ〜📖✨
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#原作通り……かも、?
#ご本人様には関係ありません