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方法は一つだ。そう、私の力で稼ぐしか無い。
そして、あらかた目星はついていた。
何をするのか?
皆さんエッティの街に卵焼き屋をオープンしたのを覚えているだろうか?
だし巻き卵をメインとした卵焼き屋である。
私はエッティを食の街として復興させるつもりだった。
そこで、今回エッティに出す店は…
うどん屋、だ!
私はエッティの街から料理人を集めてうどんの作り方を伝授した。
こねて、丸めて、広げて、切って…
やっとうどんが出来上がり、次は茹でる。
「なるほど…
パスタと似ているな。」
料理人の1人が言う。
「まぁ、日本版パスタ、と言ったところですわ。」
「ニホン…?」
「あぁ、なんでもありませんわ。
では、次につゆ、つまり汁を作ります。
これは、水、醤油、出汁、みりん、酒、でできますわ。」
そして、みんなで食べてみる。
「こ、こ、これは…!
うまい!
つるりとした食感とコシ、あっさりしたかと思えば醤油と出汁のコクが追ってくる!」
「つまり、美味しいな!」
「こりゃあ美味い!」
というわけで、いよいよメニュー決めとなった。
かけうどん
ざるうどん
ぶっかけうどん
きつねうどん
肉うどん
カレーうどん
月見うどん
ワカメうどん
などを、試作して、料理人達に教え込んだ。
そして、いよいよエッティの街にうどん屋がオープンした。
うどん屋は大・大・大人気で、なんとか、バルド城を補修する費用の1/3ほどができた。
だが、あと2/3足りない…
どうしたものか、と悩んでいると、バルド侯爵から連絡があった。
文によると、深い井戸を掘っていたら、水では無い液体が出てきた、というのだ。
私は至急バルドに向かった。
「これは、これは、エティーナ様…!」
「挨拶は後ほど…
して、その液体はいずこに?」
「はい、こちらにございます。
瓶に入れておりました。」
私は瓶の匂いを嗅ぐ。
これは…!
このぬめり、匂い、色!
間違い無い、これは、石油だ!
「やはり、出ても仕方ない価値ない物にございますか?」
「いいえ、価値ならありますわ。
のれは、石油、という資源なのです!」
「はて、セキユ?」
「錬金魔導師はおりますか?
私の予想に間違いなければ、石油からある物ができるはずでございます!」
そして私の読み通り、石油から、錬金術によって、ポリエステル、ができた!!!
これで、バルド城を補修する財源が出来ましたわ!
私はバルドの街でポリエステル製品を売り出す事にしたのだ。
その主な物は、水着、傘、バッグ、洋服、などだ。
ポリエステルはサラサラしていて、夏にも良いし、水にも強いのだ。
特に水着は大ヒットし、多くの人が爆買いした。
こうして、バルド城の修復が始まった。