この作品はいかがでしたか?
55
この作品はいかがでしたか?
55
⚠gktu注意
⚠nmmn注意
⚠二次創作注意
⚠プロフィールの注意書きを読むことを推奨いたします。
⚠弱ホラー注意
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
⚔視点。
ふっ、と 意識 が 安定 してくる。
此処 は どこ だろうか ? まだ 光 に 慣れない その 瞼 を 擦って 目 を 開く。
冷たい 空気 に 体 が 震えた。
…… 牢獄 ?
窓 も 何 も 無く 光 も ない。わかる のは 硬い ベッド と コンクリート の 床、そして 鉄格子 くらい か。
僕 は こんな こと を される よう な こと を した 覚え は 無い。一体全体 どうして 此処 に 閉じ込められて いる の だろうか。
冷静 に 考えて は みる が、不安 で 頭 が 埋めつく されて どうしよう も ない。
「…… あ、起きた っすかぁ ? (ニコッ」
びくっと 体 が はねる。
「…… がっくん、?」
「おはよう ございます .ᐟ.ᐟ 中々 起きない から 心配 した っすよぉ ? (キャラッ」
きゃらきゃら と、彼 らしく も ない 笑い声 を あげる。
聞き覚え の ある 彼 の 声。見覚え の ある 彼 の 姿。
なのに。
ちがう。ちがう んだ。
“コレ” は 彼 じゃない。
「ちがう ッッッ .ᐟ.ᐟ.ᐟ.ᐟ.ᐟ.ᐟ.ᐟ.ᐟ」
ばっと 体 を 起こして 目 が 覚める。
…… 今 のは 夢、だった の だろう か。
ふわふわ した 意識 で 時間 を 確認 するが、まだ 少し 余裕 が ある。
少し お茶 でも 飲もう かと、部屋 から 出た。
__ 玄関 の チャイム が 鳴る。
おかしい な、今日 は 誰か 呼んで いた だろうか ? 郵便 か ?
なんて こと を 考えながら、ドア を 開ける。
「は~い、」
「__ とや さ~ん .ᐟ」
恋人 の 声 が する。
「がっくん !? ど~した ん ですか とつぜ …… 」
「まぁまぁ .ᐟ.ᐟ いいから いいから .ᐟ.ᐟ」
家 の 中 に 強引 に 入れられる。
「わ ッ!? ど、ど~した ん ですか がっく ……」
リップ音 が 部屋 に 響く。
「、!?!? ほ、ほんと に どうした ん ですか がっくん !?!?」
「んはは、まだ 気づかないのぉ とや さぁん (キャラッ」
夢 の 中 で 聞いた もの と 同じ 笑い声。
背中 が ぞわぞわ して 空気 が 冷たく 感じた。
“コレ” は “アレ” と 同じ モノ だ。
やっと 違和感 に 気づく。
「がっくん …… じゃない ん ですね ?」
「.ᐟ.ᐟ.ᐟ.ᐟ んははぁ、やっと 気づいて くれた ねぇ と~や ッッ ♡♡」
嫌 な 甘い声 に 何故 か わからない が 涙 が 出る。
ぎゅっと 目 を つぶって 耳 を 塞ぐ。
こわい
いやだ、たすけて
ぐちゃ、という 汚い 音 が なる と 同時 に、
愛おしい 蜂蜜色 の 眼 が ぼく を 捉えた。
「とや さん ッッッ .ᐟ.ᐟ.ᐟ.ᐟ」
ぎゅっと 抱きしめられる。
違和感 の ない その声 に 目 を 開く と、彼 の 家 に 居た。
「とやさ …… よかった ……」
ぎゅうっと 力強く 抱きしめられる。
全く よく分からない が、”がくくん” が 助けて くれた こと は わかった。
「ッ …… がく、くん ? 」
ぎゅっと 抱き締め 返して 返事 を すると、頭 を 撫でられる。
「ごめんな、とやさ …… くる の おくれて …、こわい おもい させて ごめん ……」
何 を 言って いる んだ。ぼく より も 怯えて いる くせ に。
「…… とや さん が いなく なる のは、いやだ …」
何 も 言って いない のに、ぼく の 思考 を 読み取った よう に 返して くる 彼 の 顔 を 両手 で ぎゅっと はさむ。
「…… そこ まで こわく なかった ですよ、僕 を 誰 だと 思ってる ん ですか ?」
怖かった は 怖かった けど、あくまで 過去形 だから。
__ 「がっくん が 助けて くれた から。」
本当 は 言う つもり じゃなかった のに 口 に 出て しまい、ばっと 口 を 塞ぐ。
彼 の 顔 を ちらっと 下 から 覗く と、目 を 見開いて 顔 を 真っ赤 に していた。
「…… んふふ、なんで お前 が 照れて ん だよぉ .ᐟ.ᐟ」
なんて、笑って みせる。
それ を 見た がっくん が 僕 の 手首 を 掴む と、上書き を する よう に キス を する。
「…… んは、とやさん の 方 が 照れて ん じゃん (ニヤッ」
じっくり と 僕 を 堪能 する よう に 僕 の 瞳 を 見つめて くる。
「………… うるさい、がっくん が わるいん …、じゃん、」
顔 を 赤く してる 自覚 は ある が、指摘 される のは ムカッ と くる。
彼 の 瞳 を 睨んで みるが、逆効果 だと 言わん ばかり に 愛らしそう に 僕 を 撫でて くる。
「~~ .ᐟ.ᐟ 撫でて くんな .ᐟ.ᐟ //」
頭 の 上 に おいて ある 手 を 掴み 取り、彼 を 引き寄せて 頬 に 口付け を する。
「…… とや さん 口 には ~ ? ねぇねぇ 口 には ~ !?」
随分 嬉しそう に、耳 の よう な 髪 を 動かし ながら 頼んでくる から 頬を 噛む。
「…… がっくん から してくれる ん だから いいじゃん .ᐟ.ᐟ」
むっと 言い返して みる。
「…… んは、確かに (ニヒッ」
再び キス を され、がっくん の 胸 に 額 を こすり 付けた。
また”ソレ”がぼくを襲ったなら
またいつでもこうしてぼくを抱きしめてくれるのかな
なんて、醜い愛と欲から目を逸らした。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!