TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

⚠gktu注意



⚠nmmn注意




⚠二次創作注意




⚠プロフィールの注意書きを読むことを推奨いたします。




⚠弱ホラー注意






┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


⚔視点。

ふっ、と 意識 が 安定 してくる。


此処 は どこ だろうか ? まだ 光 に 慣れない その 瞼 を 擦って 目 を 開く。


冷たい 空気 に 体 が 震えた。


…… 牢獄 ?


窓 も 何 も 無く 光 も ない。わかる のは 硬い ベッド と コンクリート の 床、そして 鉄格子 くらい か。


僕 は こんな こと を される よう な こと を した 覚え は 無い。一体全体 どうして 此処 に 閉じ込められて いる の だろうか。


冷静 に 考えて は みる が、不安 で 頭 が 埋めつく されて どうしよう も ない。


「…… あ、起きた っすかぁ ? (ニコッ」


びくっと 体 が はねる。


「…… がっくん、?」


「おはよう ございます .ᐟ‪‪‪.ᐟ ‪‪‪中々 起きない から 心配 した っすよぉ ? (キャラッ」


きゃらきゃら と、彼 らしく も ない 笑い声 を あげる。


聞き覚え の ある 彼 の 声。見覚え の ある 彼 の 姿。


なのに。


ちがう。ちがう んだ。


“コレ” は 彼 じゃない。


「ちがう ッッッ .ᐟ‪‪‪.ᐟ‪‪‪.ᐟ‪‪‪.ᐟ‪‪‪.ᐟ‪‪‪.ᐟ‪‪‪.ᐟ‪‪‪.ᐟ‪‪‪」



ばっと 体 を 起こして 目 が 覚める。


…… 今 のは 夢、だった の だろう か。


ふわふわ した 意識 で 時間 を 確認 するが、まだ 少し 余裕 が ある。


少し お茶 でも 飲もう かと、部屋 から 出た。


__ 玄関 の チャイム が 鳴る。


おかしい な、今日 は 誰か 呼んで いた だろうか ? 郵便 か ?


なんて こと を 考えながら、ドア を 開ける。


「は~い、」


「__ とや さ~ん .ᐟ‪‪‪」


恋人 の 声 が する。


「がっくん !? ど~した ん ですか とつぜ …… 」

「まぁまぁ .ᐟ‪‪‪.ᐟ‪‪‪ いいから いいから .ᐟ‪‪‪.ᐟ‪‪‪」


家 の 中 に 強引 に 入れられる。


「わ ッ!? ど、ど~した ん ですか がっく ……」


リップ音 が 部屋 に 響く。


「、!?!? ほ、ほんと に どうした ん ですか がっくん !?!?」


「んはは、まだ 気づかないのぉ とや さぁん (キャラッ」


夢 の 中 で 聞いた もの と 同じ 笑い声。


背中 が ぞわぞわ して 空気 が 冷たく 感じた。


“コレ” は “アレ” と 同じ モノ だ。


やっと 違和感 に 気づく。


「がっくん …… じゃない ん ですね ?」


「.ᐟ‪‪‪.ᐟ‪‪‪.ᐟ‪‪‪.ᐟ‪‪‪ んははぁ、やっと 気づいて くれた ねぇ と~や ッッ ♡♡」


嫌 な 甘い声 に 何故 か わからない が 涙 が 出る。


ぎゅっと 目 を つぶって 耳 を 塞ぐ。


こわい


いやだ、たすけて


ぐちゃ、という 汚い 音 が なる と 同時 に、


愛おしい 蜂蜜色 の 眼 が ぼく を 捉えた。



「とや さん ッッッ .ᐟ‪‪‪.ᐟ‪‪‪.ᐟ‪‪‪.ᐟ‪‪‪」


ぎゅっと 抱きしめられる。


違和感 の ない その声 に 目 を 開く と、彼 の 家 に 居た。


「とやさ …… よかった ……」


ぎゅうっと 力強く 抱きしめられる。


全く よく分からない が、”がくくん” が 助けて くれた こと は わかった。


「ッ …… がく、くん ? 」


ぎゅっと 抱き締め 返して 返事 を すると、頭 を 撫でられる。


「ごめんな、とやさ …… くる の おくれて …、こわい おもい させて ごめん ……」


何 を 言って いる んだ。ぼく より も 怯えて いる くせ に。


「…… とや さん が いなく なる のは、いやだ …」


何 も 言って いない のに、ぼく の 思考 を 読み取った よう に 返して くる 彼 の 顔 を 両手 で ぎゅっと はさむ。


「…… そこ まで こわく なかった ですよ、僕 を 誰 だと 思ってる ん ですか ?」


怖かった は 怖かった けど、あくまで 過去形 だから。


__ 「がっくん が 助けて くれた から。」


本当 は 言う つもり じゃなかった のに 口 に 出て しまい、ばっと 口 を 塞ぐ。


彼 の 顔 を ちらっと 下 から 覗く と、目 を 見開いて 顔 を 真っ赤 に していた。


「…… んふふ、なんで お前 が 照れて ん だよぉ .ᐟ‪‪‪.ᐟ‪‪‪」


なんて、笑って みせる。


それ を 見た がっくん が 僕 の 手首 を 掴む と、上書き を する よう に キス を する。


「…… んは、とやさん の 方 が 照れて ん じゃん (ニヤッ」


じっくり と 僕 を 堪能 する よう に 僕 の 瞳 を 見つめて くる。


「………… うるさい、がっくん が わるいん …、じゃん、」


顔 を 赤く してる 自覚 は ある が、指摘 される のは ムカッ と くる。


彼 の 瞳 を 睨んで みるが、逆効果 だと 言わん ばかり に 愛らしそう に 僕 を 撫でて くる。


「~~ .ᐟ‪‪‪.ᐟ‪‪‪ 撫でて くんな .ᐟ‪‪‪.ᐟ‪‪‪ //」


頭 の 上 に おいて ある 手 を 掴み 取り、彼 を 引き寄せて 頬 に 口付け を する。


「…… とや さん 口 には ~ ? ねぇねぇ 口 には ~ !?」


随分 嬉しそう に、耳 の よう な 髪 を 動かし ながら 頼んでくる から 頬を 噛む。


「…… がっくん から してくれる ん だから いいじゃん .ᐟ‪‪‪.ᐟ‪‪‪」


むっと 言い返して みる。


「…… んは、確かに (ニヒッ」


再び キス を され、がっくん の 胸 に 額 を こすり 付けた。



また”ソレ”がぼくを襲ったなら


またいつでもこうしてぼくを抱きしめてくれるのかな


なんて、醜い愛と欲から目を逸らした。


この作品はいかがでしたか?

142

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚