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水 side
「そういえば、あの子は?」
「あぁ、まだ寝てんけど…連れてくるな 」
…あの子が倒れた時、すっごい不安になった。
怖かった 。失っちゃうんじゃないかって。
あの子が僕を運命の人だと思ってくれたように、僕もあの子を運命の人だと思った 。
…誰かに必要とされた、だから…少しだけ
好きだなって思った 。 ただそれだけ 。
「いむくん、連れてきたで」
「うん、ありがとう」
「そうだ、ずっとあの子って言ってるのもなんだし、名前教えてよ 」
「………」
「ぇ、無視、?」
「………(ふるふる」
「…?どうしたんやろ?…昨日話しとったよな?」
「うーん…?」
青 side
昨日話せてた。話せてたよ 。
そうそう、合ってる 。
でもな、 昨日、今はほとけに愛されてないんやって理解したら、息が苦しなって 。
朝声出そうとしたら出なかった 。
プランツドールは基本声出えへんからな 。
俺は前世で愛を沢山貰って記憶そのまま…
って感じやから話せたんやと思う。
ほとけ、そんな、悲しい顔せんで 。
俺も話したい 。
プランツドールって、こんな不便やったんや笑
……戻りたいな 。
水 side
すごく悲しそうな顔をしてる 。
プランツドールだもんな 。
話せないのは仕方ない 。
「そや、名前、仮でもいいからつけてあげたら?いむくんがご主人様なんやから、なんか考えたってや。」
「うーん…そうだな…」
僕はプランツドールの顔をじっと見つめる 。
どこかで…見た事ある顔なんだよなぁ…
…あ、夢の中の…
「…いふくん」
「……〜っ、!(こくこく」
「おお、!いふ、かぁ…!いい名前やなぁ!…よし!あだ名はまろちゃんやー!!!」
「……っ!!( ぶんぶん」
「喜んでるね、笑」
「ぁ、そや、契約書持ってこんと…一瞬席外すな?」
「はーい」
「いふくん、こっちおいで(手 広 」
「………!( とてとて」
「ぎゅ、」
「……♩」
にこにこしてる…かわいい…
「あったかい、?」
「………♩( こくこく」
「んふふ、よかった 。」
かわいい…天使みたい…
これから癒しになってくれそうだな 。
「ほい、いむくんこれ契約書な 。」
「ちゃーんと説明するから、聞いとってな?」
「はーい」
「まず、プランツドールは波長の合う人間に出会うことで目を覚ます。つまり、まろちゃんにとっていむくんが波長の会う人間ってこと 。」
「んで、1度目が覚めたら、その波長の合う人間…まぁご主人様以外には目を向けなくなる…だからまろちゃんは僕に冷たいってわけ。」
「ふふっ、笑」
「笑ったな???」
「どーどー」
「馬ちゃうねん」
「…で、いむくんがまろちゃんを購入しないと、まろちゃんは枯れてまう 。今回はその心配なさそうやな 。結構今めろめろやろ?」
「…結構 。かわいい、貢ぎたくなる 。」
「程々にな?」
「…前にも言った通り、まろちゃんは身の回りのこと自分でできる。そやろ?」
「……(頷く」
「そうなんだ…すごいね、いふくん」
「……♩(にこにこ」
「…かわいい…」
「…んで、まろちゃんのご飯は…これ、」
「…ミルク?」
「………!(目きらきら」
「いむくん、まろちゃんにミルク渡したって。ヨダレ垂らして待ってる。笑」
「…ほんとだ笑かわいい…笑…はい、いふくん、どーぞ (差し出す」
「………」
「…?お腹すいてるんじゃないの、?」
「あーね、…まろちゃん、人より甘えたがりなんかもな。基本的にはご主人様の好みに性格合わせる子が多いんやけど、まろちゃんは自分の意思がちゃんとあるみたい笑」
「…そうなんだ…( 頭痛」
「…大丈夫、?いむくん、」
「うん、大丈夫だよ 。いふくん、口開けて?」
「……(口開」
「はい、どーぞ(ミルク 飲ませ」
「……(ごくごく」
「………っ♩(にこにこ ゆらゆら」
……
「か、かわ…かわいいーっ”…♡」
「おーっとハートを射抜かれましたいむ選手!」
「…いふくんに天使の羽と輪っかがついてる…(鼻血」
「………( あわあわ」
「ちょ、いむくん鼻血止めてーっ、!( 焦」
episode 12 ↻ 終
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