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⚠︎ya×et & ur×et⚠︎
私には小さい頃からずっと一緒に育ってきた**”幼馴染”**が居る。
名前はya。
漫画とかでは”仲良し”とか、”恋人になる”とかあるけど…
私の幼馴染は
『この ガキが!』
それから…
『人の物触んな!』
っていちいち怒ってくる。
しかも、家は同じだから大変…
でも、親の前だと爽やか笑顔で仲良しアピールしていてうざい。
『et〜♡』
(ニコニコ
『うっざッ』
yaの笑顔からは殺意しか感じられない…
親がいなくなった後はいつも嫌味ばかり言っている。
『何でetと仲良くしないと行けねぇんだよ…』
『親の前で仲良さそうにするのやめれば良いじゃん! 』
『母さんが心配するだろ?』
『別に…実際そうなんだから良いじゃない。』
『ほんっっっっっとに!!』
『etは分かってくれない!!』
貴方はそう部屋中に怒鳴った。
私はキレ症の貴方の相手をするのが面倒。
『うるさい。』
『っんだと!?』
いつもこうやって、しょうもない事で喧嘩。
仲良く出来る日なんてあるのかな…
俺の幼馴染はほぼ相手なんてしてくれない。
『et?』
『ん?』
(スマホを見る
『今日の課題さ…』
『…』
(スマホを見る
俺が話しかけても、他の事に集中して見向きもしてくれない…
無視し続けられるのが腹が立って俺はいつも怒ってしまう。
『話しくらい聞けよ!!』
『私今友達と話してるんだけど!』
『俺が悪いって言いたいのか!?』
『うるさい。怒鳴らないで。』
けれど、怒ったところでいつも うるさい の一言で終わらす。
ただ俺は…話しを聞いて欲しいだけなんだけどなぁ。
ある冬の朝…
『et〜』
『もうちょい待って!』
『…』
こうやって穏やかな日もある。
そんな日が私にとっては良い…
『学校行こ!』
『うん!』
付き合ってはいないが、たまに手を繋いだり。
『手!』
『etって手を繋ぐの好きだね。』
『yaの手って温かい…から』
ほんのり、etの顔が赤くなった様な気がした。
放課後…
『ya!一緒に帰ろ!』
『良いよ…』
(微笑み
私はいつも貴方と帰る。
良く怒ってくる貴方だけど、この放課後の一緒に居る時間は好き…
この日は違った…
『ジュース買って帰りたい!』
『は?』
『さっさと家帰って課題終わらせたいんですけど?』
『良いじゃん!ジュースくらい!!』
違う…
『本当に!yaって人への優しさなんてないね』
『はぁ!?お前だって気を使うことできねぇじゃねぇか!』
違うッ
『同類だね。』
『お前と同じにはされたく無い!!』
こんな事を言いたいんじゃ無いッ
いつも以上に怒りが込み上げてくる…
嫌だ!嫌だ!仲良くしたいだけなのにッ
ドン!
私はyaに押された。何とか転ばずに済んだ。
『やめて!転んだらどうするの!』
『それは…心配するけど…』
『は?』
意味が分からない…しかもやけに素直。
『yaって私の事嫌いなのにどうしてッ!?』
『は?決めつけんな!』
『ッ』
『ちょっet!?』
私は止まらなかった。自分では無く…今のは本当に手が動いた気がした。
『あ”ッ 』
yaは強く地面に叩き付かれた。完全に責任は私。
手を出すのは私の方が強いくていつも勝つ。
でも今回は度が過ぎたと自覚はしている。
『ご、ッ』
謝りたかった…でもッ上手く言葉にできない。
『et….ッ』
『泣かないでッ』
気づいた時には私は泣いていた。
『ごめんなさいッ』
(泣く
『頭から打たなかったから、大した事じゃ無い。』
と言って私を励まして、抱き締めてくれた。
凄く落ち着く…
それからは大事になる喧嘩はなくなった。
きっと、この事が起きたからだと思う。
だが、喧嘩は無くなることはなかった…
日常のように喧嘩する。
喧嘩なんてただのストレス発散でしか無い。
etは仲良くしたいと思っていないのだろうか…?
前の喧嘩はetに殴られて倒れた。
俺はいつも手を加えてしまうと負ける…違う…
etを傷をつけたく無いからだ。
本気で殴ってしまえば…..
etに”私の事嫌いでしょ?”と言われた時は、心が締め付けられた。
etはそう思っているのではと考えてしまう…
遂に私達も大学を卒業して、大人になった。
今でも一緒に過ごしている。
お互いに気を使えるようになって、少し喧嘩が減った。
ある日のこと…
etにリビングに呼ばれた。
いつもひまわりのように笑っているetではなく、
何処か…真剣な顔だった。
『どうした? 』
『…///』
少し緊張している様にも見えた。
『わ、私ねっ 』
『彼氏出来たんだ〜』
(ニコッ
etは恥ずかしそうに顔を赤くしながら言った。
その相手はかっこよくて俺よりも頼り甲斐がある人だった。
その人の名はur。
俺は何故か複雑な気持ちで、心が痛んだ…
けれど、俺は
『良かったッじゃん!…』
の一言。
すると、etは嬉しそうに笑っていた…
『だから、1週間後家出る事になった!』
『ッ分かった…』
ここで俺は間違ったのかもしれない…
あの日から5年が経った。
この今日…
etの結婚式。
『遂に…この日か』
〉ya!
遠くから俺を呼ぶ声がした。
振り返ると、後ろには白いウェディングドレスを着たetが居た。
凄く似合っていて一段と美しかった。
『綺麗』
(ニコッ
yaに綺麗と言われた時の笑顔が凄く好き…だった。
私は仕事で働く前は何でも出来て…
1番過ごしていて楽しいyaの事が好きだったッ
でも…仕事をしてからは沢山の人と出会った。
その中で、一緒にいて楽しくて落ち着く存在だったurと付き合って、
今日、結婚式を上げる…
『凄く…迷ったんだよ』
(苦笑い
『何が?』
『何でもな〜い』
『貴方は**”大** **親友”**代表なんだから!しっかりしてよ』
(明るい笑顔
『分かってますよ』
〉etさん!ちょっと来て
遠くでetを呼ぶ声。きっとこれは…新郎のurさんの声だ。
『行って来な』
『うん!』
(手振
式が始まり、また美しくなってetが出て来た。
指輪交換。
誓いのキス。
親友の言葉…俺。
乾杯。
ケーキ入刀。
お色直しで衣装チェンジ。
俺はここでびっくりした。
etは橙と赤のドレス姿で出て来た。
すると、etが…
『このドレスに私の大親友…幼馴染の色を入れたんです。』
『理由は小さい頃に…絶対に結婚式ではこの色を入れようと…』
『たとえ…相手は違っても。』
etはこっちを見て微笑んでいた。
俺は思わず涙が溢れ出した。
こんなに泣いたのは初めてかもしれない…
ブーケトスは…2階の大窓から見ていた。
etはひまわりの様に笑ってこちらに手を振っていた…
『大親友代表……か…』
『好きだよッ』
俺はetに笑顔で振り返した。
𝓮𝓷𝓭𓂃◌𓈒
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