「傀儡の聖女を擁立し、偽の神託や嘘の奇跡を起こすのです。民衆の心と信仰を教皇庁に向けさせるのですよ」
民衆を騙すのは容易い。
一度騙してしまえば、あとは“聖女”が“神託”として教皇庁の命令を告げるだけでいいのだ。
それで勝手に望みは叶えられる。
「頭が悪くても構いません。洗脳して聖女に仕立て上げればよいのですから。ただ第三皇女に対抗できる、美しい娘だとありがたいですね」
フレデリクは不気味な笑みを浮かべた。
「ヴィオラを使おう」
ダーントの処刑が終わり、ギイの墓も建て終わった。
今度はデビュタントの相手を探さねばとアンジェリカが変わらず慌ただしい日々を過ごしていたころ。
レガリア**********************
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