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よく晴れたあの日
入学式
教室の窓から外を見ると
君は、桜を見ていたんだ
🌱「綺麗…」
ふと呟いてしまう
すると、俺の視線に気づいたのだろうか
目が合った
🌱「やべ…」
急いで目をそらす
🌱「…エスパーかよ」
これが
数ヶ月後
またあの1年生を見た
委員会だった、
君はダルそうにしてた
どうやら押し付けられたみたいだった
🦉「…」
🌱「(相変わらず綺麗な顔してんな…)」
すると、デジャブを感じた
また目が合ったのだ
目をそらそうとする…
だが…
🦉「…」
無言で近寄ってくる
🌱「(え?え?)」
俺の前で止まった
🦉「お前…入学式の日の…」
お前と言われたことに驚きながらも
必死に答えを考える
🌱「そう、」
あぁ、なんでこんな緊張してしまったのか
今でも後悔がよぎる
🦉「ちっ…なんだよ、そうって」
慌てて弁明をしようとする
🌱「あ、ご、ごめん、入学式の日桜見てた1年生…だよな?」
🦉「あぁ…」
あちらは無愛想
こちらは緊張
会話が続く気がしない
これが
と、思いきや
秋、俺らは一緒に帰路へと着いていた
🌱「お前ほんと顔綺麗だよな笑」
🦉「あ?うるせぇ童顔」
🌱「誰が童顔だ!!!」
ふざけ合うまで仲良くなるなんて
あの頃は思ってなかったよ
気づけば俺は
恋をしていた
これが
冬、二人で見に行くイルミネーション
君の顔は綺麗に輝いていたな
🦉「おいバカ潔」
🌱「バカじゃねぇけどどうした」
🦉「俺はお前が━━━」
トラックが通り過ぎる
言葉が塞がる
🌱「え?なんて?」
🦉「…やっぱ何でもねぇ」
🌱「いやなんだよ?!」
幸せだった
これが
季節は巡り
春
君の姿を見ることは…無かった
事故だったな
君は、花束を持っていたんだって
名前には、俺の名前があったんだよ
プロポーズかよ笑
何故だろう
墓前で手を合わせる
俺…まだなんも言えてなかったよ
🌱「最後は…笑って言わせてくれよ」
🌱「俺さ…お前のこと━━━」
君がいた
春夏秋冬
巡りどき
はるか風には
君の面影
コメント
13件
え、雰囲気好き
好き過ぎる!! 四季折々で季節ごとにこんなことしたいね、なんて思ってるisgいい⋯🥹💗 書き方まじで好き🫵💭 天才すぎてるよほんと🤦🏻♀️🤦🏻♀️
四季折々ですこ