#4
起きた時隣にいたのは
大好きな大吾くんで。
それだけでも充分幸せなのに
大吾くん”から”
ぎゅっと、されてて死ぬ程嬉しかった。
「おはよぉ」
「おはよう、ござい、ます、、」
「寝起きのみっちーぽやぽやで可愛い♡♡」
大吾くんは先に起きて
俺の頭を撫でてくれてたから
至近距離で目が合って、
ちょっとびっくりし目が覚めた。
「そうですか?」
「うん!」
「、、?」
「ホンマにそうやからね?」
「へぇ、、そうなんですね、、?」
朝は強い方だと思っていたから
納得はしてない、、、けど
大吾くんがそう言うのなら
そうなのだろう。
「えっとぉ、、」
「みっちー、腰大丈夫?」
「え、?」
「いや、その、、みっちー初めてやったのに結構ヤっちゃったから、、」
「いたくないですよ、、?」
そう言って、動こうとした瞬間、
「い゛った、、」
急に腰が痛くなって、、
「やっぱり、、そうよね、」
「ほんまごめんな、」
「、、、」
「今日何でもするから許してくれん?」
痛くてうずくまってる俺が
可哀想だと思ってくれたのか、
今日1日、言うことを聞いてくれるらしい。
「良いですよ」
「ありがと、」
「じゃあ俺何すればいい?」
普通だったら何を頼むのだろうか、、
そう思ったから、寝起きの全然働かない頭で
少し悩んだけど
よく分からなかったから
本当に自分がして欲しいことを
頼んでみることにした。
「じゃあ、」
「今日1日、隣にいてください、」
「ぇ、、??」
自分でも凄い恥ずかしいことを
言っているのは分かっていたけど、
頼みたいことがこれしかなかった。
「ええけど、そんなんでええの?」
「はい」
「ふふ笑、じゃあ隣おるからさ、」
「寝ててもええで。」
「ありがとうございます、」
「でも、大吾くんと一緒に過ごしたいんで、
起きてますよ」
「まぁ、それでもええけどさ」
こういう風に気遣ってくれるのは、
大吾くん自身の優しさ。
そんな所を俺は好きになったのかもしれない
なぁなんて思ったり、、?
「じゃあ、、」
「膝枕でもする?」
「良いんですか、!!」
「ええよ笑、」
恋人からの膝枕、、
カップルの夢やん···?!
え、待って、、
それに初めてして貰えるし!!
嬉しすぎる、、
(いつも、長尾とかには頼めたけど
大吾くんには頼めなかったからなぁ…)
「ん、ここに頭。」
「失礼しまーす??」
「んー、?柔らか、、い?」
「そう?自分ではよく分からん笑」
「でも、安心しますね、、」
疲れが癒されるというか、
力が抜けていくというのか、
そういう、言葉には言い表せない、
リラックス感があった。
「なぁ、笑」
「なん、ですか、?」
「正直、あんた眠いやろ?笑」
「ぜんぜん、ねむく、なんて、、ない、ですっ!」
「素直に寝えや?」
「、、、」
「、、はい」
なんか、やっぱりバレてしまった。
眠気って言うのは抑えきれないか、、
身体をトントンと叩かれゆっくり起きると、
既に寝てから2時間が経過していた。
「おはようさん」
「よう寝れた?」
「眠れました、!」
「じゃあ起きて、笑」
さっきよりかは、
腰が痛くなくなった気も、、?
「身体どぉ、?」
「さっきよりかは痛くないです、笑」
「そお、なら良かった〜、!」
「そういえば!!」
「もうお昼やねんけど、」
「何食べたい、?」
「オムライス食べたい、です!」
オムライスって子供っぽいけど、
実は好きだから、、
前からずっと作って欲しかったんよな!!
「そんなんでええん、?」
「だめ、ですか、、??」
「いや、大丈夫やで!笑」
「そんな簡単なのでええんやったらね、!」
「ほんまですか!」
「ありがとうございます!」
「ふふ笑、ちょっと待っててな」
そう言ってキッチンの方に
行く大吾くん。
一人でいるのは、寂しいから
俺もキッチンの方に行こうかな、、
to be continued…
コメント
6件
ほんっっっっっとに最高すぎ!!!!まじ尊すぎ!続き楽しみにしてるね!
RYO様あなたを離さないを進めていただけませんか🥺♡