コメント
1件
rdpn pn_受け
:人外→🧣🟦 研究員→🍤🟨
合計:2,430文字
pn:side
「ぺいんとくん、君にはこの子の世話係をやってもらう。」
そう言うとトンッと押され俺の前に小さい子が出て来た。
「世話係になったからには責任者にもなってもらう。大事に、大切に育てなさい」
「君には期待しているよ」
pn「…はい、わかりました」
子どものお世話⋯、と同時に責任者って、もう保護者じゃん!まぁ、そんな事はいいか。どうでも
さっき渡されたこの子についてのレポートを読もうと目を向ける。とクイッと白衣の裾を引っ張られる
pn「ん?どうしたのかな?」
「おれ、しょぶんされちゃうの?」
pn「え、な、なんでそう思ったのかな、?大丈夫だよ。処分されないように俺が世話するからね?」
「ほんとに、?おれ、前居たところで居なくなった子はしょぶんされたって、聞いた」
前のこの子の世話係の人にそう言われたのだろうか。基本小さい子は処分されにくいためそんな事はないと思うけど
pn「え〜⋯誰に聞いたかは分かんないけど居なくなった子もきっとキミみたいに移動したんだよ!きっと!大丈夫だよ!!」
「….おにいさん、なんていうの?」
pn「俺はぺいんと。好きなように呼んでいいよ」
「ぺいんと⋯! 」
pn「うん!キミのことはなんて呼べばいいかな?」
「おれ?おれは、…111とか?そう呼ばれてた!」
111、はきっとこの子の収監番号だろう。
流石に番号で呼ぶのはな…あ!レポートに書いてあるか?
レポートを見てみると『収監番号:111 らっだぁ』と書かれていた。
pn「らっだぁ、キミの名前はらっだぁっていうの?」
rd「うん、そう聞いたことはある」
pn「そっか、じゃあらっだぁくんって呼んでもいいかな?」
rd「なんでもいいよ」
pn「らっだぁくん、これからよろしくね」
rd「よろしく!ぺいんと!」
かわいー!普通に可愛いなぁこの子!!顔も整ってるし、
なんて思いながこの子の収監場所に向かった。
収監場所に着いたあと、らっだぁくんをそこに入れ俺はオフィスに戻った。
キィとイスの音を立てながららっだぁくんについてのレポートを読む。
どうやららっだぁくんは青鬼と人間の人外らしい。青鬼でもあるが人間でもある。人外だけど人間でもあるからなぁ、そこは難しいところだ。
らっだぁくんは成長スピードが人間より早く、人間にとっての1年が3年ぐらいのスピードと記録されている。
pn「え、てことはアイツ13歳ぐらいに見えるけど本当は4歳ぐらいってこと?」
めちゃゝ早いやん!!あっという間に年、というか身長とか抜かされそ〜笑
sn「ぺいんとさぁん!!癒してください〜!!泣」
pn「おわっ!?びっ、くりしたぁ⋯!!」
ガバッ!と後ろから抱き着かれびっくりする。抱き着いてきたのは昔、俺が1番初めに担当した子でもあり大親友の1人、しにがみだった。
pn「なーに、どうしたの?またやらかしたの?笑」
sn「やらかしてないわ!!笑決めつけないでくださいよ!!」
pn「ごめんゝ笑いや〜、しにがみのことだからやらかしたのかなって笑笑」
sn「ぺいんとさんまで〜泣」
tr「しにがみさんはやらかしすぎなんだよ笑」
kr「そうゝだから決めつけられちゃうんでしょ?笑」
とトラゾーに続きクロノアさんが言う
⋯この人たちなんでここに居んの?
pn「ていうか皆んな仕事は?」
皆んなそれぞれ役割が違っていて担当してる子も種類が違う。だから当たり前だけどオフィスの場所も違うんだけど⋯
kr「休憩ってところかな、今は」
sn「一段落終わったんでぺいんとさんに癒してもらいに、」
tr「俺はぺいんとが新しい子を見ることになったって聞いて様子聞きに来た」
pn「あぁ、そう⋯」
別に集まって欲しくないわけでは無いからくだらない理由でもいいけど、くだらなすぎて言うことがない
kr「でも集まって話すの嬉しいでしょ?笑」
と言われた。え?!俺の心読んだ!?!?!?と思うぐらいドンピシャな返答が来てびっくりする
きっと俺の顔を見て読まれたんだと思うけど、笑
pn「まぁ⋯そうですけどぉ、!」
tr「ツンデレかぁ?まったく〜!!おいゝ!!」
ツンゝと頬を突かれる。ツンゝって可愛い効果音では無さそうなぐらいの強い力で突かれ普通に痛い
pn「痛いって!!力加減考えろ??」
tr「ごめんゝ」
そーりーそーりーっと続けて言う
sn「てかゝゝゝッ!!!!新しい子の担当になったんですか!?!?」
pn「あーうん、そうだよ」
sn「え、え?どんな子ですか!!ロリ?ロリ??」
ロリという単語が出てくる時点でこいつが人型の人外を担当しなくて良かったなって、思う
pn「男の子だわ!!普通に!!その質問結構やばいぞ?お前」
sn「だってぇ~!!僕薬とかそういう薬物担当だからあんまり人外とか見ないんですもん!!」
pn「だとしてもだわ!!」
kr「でもぺいんとの担当は羨ましいね。こっちは人型じゃないから話も出来なければ見た目も⋯」
pn「クロノアさん⋯やめましょう?そういうのは」
tr「俺は─────」
楽しく皆んなで話し、解散したところで無線が入る。
ビビッ
『ぺいんとさん!111番がぺいんとさんに会いたいと駄々を捏ねてるんです!早く来てください!!』
pn『は?⋯ あー、はい!分かりました!』
無線を終え、イスに掛けていた白衣を着ながら向かう。
らっだぁくんは構ってちゃんで寂しいと暴れるという記録があった。被害が出る前に急がなきゃ!!
足を早めらっだぁくんが居る場所まで急いて向かった。
「研究員と人外」#1 終わり‼️