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ぴぴ ______
アラームが鳴り始めては 、止める 。外を見たら夜なんかとっくに終わっていて 、朝の世界になっていた 。カーテンをしてても入ってくる光 。夏の力 ?と思いながら起き上がり 、時間を見る 。
AM : 5:10 。
中学生とかの時で5時起きとか 、早すぎってなってたけど 、今考えたらそれが日課みたいなものだからもう慣れた 。いいのか悪いのか 、まぁ早起きは三文の徳って言うし 、と思いながら 、洗面所の方へ行く 。
顔を洗って 、鏡に映る自分の少し派手な髪をみる 。色落ちも少ししてきて 、染めどきかな 、とか思った 。
「 …気持ち悪い 、」
母親から電話越しで言われた言葉 。髪が長くて 、染めてる 。母親からしたら不愉快なのか 、ってつい落ち込んでしまった 。
またぼーっとしていると棚から落ちてきた箱が目に入り 、閃いた 。
「 …黒に染めよう 。」
箱を手に取った 。その箱は黒染めするもの 。
用意ができてやり出しては 、後悔などもあった 。
_____何が悪いの ?髪を染めたとて 、伸ばしたとて 、迷惑がかかってるわけじゃないのに 。不潔だと思われてるのかな 。なんて思い 、染めるのを辞めたい気持ちを無視して 、泡を髪につけた 。
数十分経ち 、お風呂に入って流す 。朝風呂を済まして出る 。鏡を見る 。綺麗な黒髪 。明るい色じゃないことに悲しさを覚える 。
そして 、違和感さえも覚える暗い色 。まぁこれで良かったんだよね 、と思いながらランニングの用意をする 。
現在時刻 AM : 5:47 。
「 早く行こう 、」
用意を済ませてはランニングしに行き 、およそ2時間ほどで終わった 。
その後は家で筋トレをし 、いい感じの時間になった為私服になり 、家の鍵を閉めて後にした 。
「 おはよう 〜 っ !涼ちゃ … 、涼ちゃん 、、?」
「 おはよ 〜 、どうしたの ??」
「 …髪色 、、」
「 ああこれ ?綺麗に黒に染まったでしょ ?」
「 なんで染めたの ?黒なんて自分からしないでしょ ?」
「 …気分 ?色落ちてきてたし 、いいかなって 。」
「 …いいんだけどさ 、ファンとかの影響じゃないなら 。」
集合場所に着くと元貴だけいた 。若井は安定に遅め 。まだまだ集合時間は先だからいいけれど 。
最初は笑顔だった元貴も 、今となっては心配の目をしている 。
そんなに珍しいことをしたかな 、って思いながら少しだけ 、心配そうにしてる元貴が可愛くて笑ってしまった 。
ぷっ 、と吹き出せば少し睨まれた気がするけど気の所為だと思っておこう 。
_____集合時間10分前
「 間に合ったー 、って 、ぇ 、涼ちゃん ?!」
慌てて室内に入ってきた若井 。どうやら寝すぎた様子 。
若井も元貴と同じ反応で 、同じことを説明した 。
「 あ〜 、そう 、、」
少し興味はなさそうな返事で 、若井らしいな 、と思った 。
「 …なんか違和感だな 、涼ちゃんが黒って 」
そう若井が呟いたあと 、若井は気づいたかのように目を見開いて 、
「 化粧薄くしかしてない ??もしかして 。 」
やっぱり若井は鋭い 。メイクも今日はやる気がなかった為 、いつもより薄めにしておいた 。
「 そうなんだよね 〜 、あ 、これ元貴には内緒で 。」
元貴はスタッフの人と話しててちょうど席を外していた 。その為心配をかける人が増えないように若井に言った 。
「 ぇ 、内緒って 、…最近の涼ちゃん変だよ 。」
「 そうかな ?普通だよ 。」
「 急に寝るし 、昨日なんて電話かけても出なかったし 。 」
「 それは 、僕もわかんなくて … 」
「 涼ちゃんも 、、?」
「 うん 、意識が途切れたように 、ぷつん 、って 、」
「 不思議だなぁ 、」
「 ぉ 、若井が来てるならラジオ始めるよ !」
むむ 、と顔を顰めて考え込む28歳 、男性 。若井滉斗 。
そこに声をかけてきたのは28歳 、男性 、大森元貴 。
「 それじゃあ 、俺らの世界へ 。」
若井が呟いてから 、ラジオを始め 、全員ヘッドホンをつけた 。
『 Mrs. GREEN APPLEです !!!』