テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
朝、布団から出られずにいる。
僕の肩を叩く人を見ると執事だった。
「お坊ちゃま、朝でございます。起きてください。」
「ん〜。」
「そんなお姿で一族の当主になれるのですか?お母様、お父様が知ったら…」
「起きる起きる!!!誰にも言わないで!」
僕は一条夏目。
一条家の次期当主。僕は一人っ子だけど1人じゃない。この執事の神楽がいる。
神楽は幼い頃から一緒にいる。
神楽の小さい頃は泣き虫で寂しがり屋だったのに今では芯の強い人間になっている。
僕は一条家のみんなと朝食を共にするのが約束だ。
母様、父様、従者達、執事の神楽、そして僕。
今は家にこの人数しかいない。みんな海外に行ったりしてるからだ。
「お坊ちゃま、今日の予定でございます。ご確認ください。」
「……。いつもありがとう神楽。助かるよ。流石、一条家に仕える者だ。 」
「お褒めの言葉ありがたく頂きます。ところでお坊ちゃま、学友は出来ましたか?」
「学友は出来ている。神楽、僕が友達出来るか心配なのか?」
「……一条家は大きい存在なのです。その中で学友が作れるのか不安でした。ですが、お坊ちゃまの様子を見ると平気そうですね。」
その時の神楽は少し寂しそうだった。
その顔を見て僕は少しモヤッとしていた。
それからして 神楽は少し僕に素っ気なくなった。
「お坊ちゃま、時間でございます。」
「……ああ」
神楽は遠くを見つめるような目をしていた。
僕は少しその目が嫌になってきた
(僕を、見てよ。)
しばらくして一条家のような大きな一族が集まり、舞踏会をする機会が訪れた。それはただの交流会ではなくお見合いも兼ねているのだ。
「神楽、練習を手伝ってくれてないか?」
「御意。」
「お坊ちゃま、体が固いようですね。」
「うっ……そういう神楽はどうなんだよ。踊ってみてくれよ」
そういうと神楽は優雅にしなやかに踊る。
僕はそれに見とれてしまった。
「……お坊ちゃま」
「!!」
「お坊ちゃま、見とれてはいけませんよ。」
「すまない。つい、綺麗で…… 」
そう言っても神楽は表情変えない。
「お坊ちゃまに特別レッスンしてあげましょう。夜お部屋でお待ちくださいね」
夜、神楽が僕の部屋を訪ねて来るのを待った。
《トントン》
「お坊ちゃま、入りますよ。」
「神楽、来てくれてありがとう。 」
「お坊ちゃまには身につけないといけないものがあります。それを教えますのでしっかり!聞いてくださいね。」
「もちろん。神楽は何を教えてくれるのか?」
神楽は僕の目線を合わせるようにしゃがみこむ
「それはキス。でございます。」
僕は顔を赤らめた。
「き、き、キス?!……そんなのしたことない!」
「お坊ちゃま、身につけておきましょう。今後のために必要です。 」
「神楽…」
神楽は白い手袋を外し僕の隣に座って顔を近づける。
「キスはこうするんです。 」
神楽にキスされた。
僕の初キスは神楽によって奪われた。
神楽のキスは優しくて落ち着くものだった。
「お坊ちゃまもしてみましょう。」
「え?!僕はしたことないから下手だぞ!?」
「最初から上手い人なんていないんです。お坊ちゃま、やってみましょうか。」
僕は神楽に下手くそだがキスをした。
「お坊ちゃま、上手でございます。その調子で続けましょう。」
(う〜、こんなの初めてだ……恥ずかしい… )
「お坊ちゃま、キスの次は何すると思います?」
僕はその次を知らない。神楽は知ってるように話すから当たり前なのだろう。
「キスの次?……」
「お坊ちゃま、キスの次は前戯でございます。
」
僕は前戯という言葉を初めて聞いた。
「神楽、前戯とはなんだ?」
「お坊ちゃま、ズボンを脱いでください。」
「?!!!ぬ、脱ぐ?!!」
「はい。お坊ちゃまに前戯を体験してもらおうと思って」
僕は前戯が気になったから脱いだ。
神楽は透明でとろっとした液体を僕の秘部と、神楽の指にかけていた。
「神楽、冷たい…」
「お坊ちゃま、我慢なさってくださいね。」
そう言い、神楽の指は僕の中に入る。
「わ!!!」
神楽は静かにと合図するように人差し指を口元に当てる。
「お坊ちゃま、力を抜いてください」
僕は力の抜き方が分からなくて困っている。
「お坊ちゃま、深呼吸してください。吸って…吐いて…その調子です。繰り返してくださいね。」
「すぅー、はー、すぅー、はー……ん、」
僕が少しずつ力が抜けていくのと同時にやっていることに初めての興奮を覚え、勃った。
「あ……。か、神楽見ないでくれ……」
「お坊ちゃま、これは生理現象です。気にしないでください。」
また指をゆっくり動かす神楽。
「……ん。……ん。」
自分でも聞いたことないくらい甘ったるい声を出している。
「か、神楽……なんかでちゃう……やめて……」
「その時はイクと言ってください。」
「ん、ん、っ……い、イク……/////」
《びゅるるっ》
僕は神楽の前でイッた。
その後は神楽はゴム製のなにかをつけて僕を押し倒した。
「お坊ちゃま、これはストレッチです。ですので横を向いてください。」
神楽の言う通り横になったら急に片足上げられて穴の近くに固いの押し立てられたと思った瞬間いれられた。
「あっ!!!な、な、」
「お坊ちゃま、体固いですね。今回は容赦は致しませんよ。」
そう言った後すぐ早く動いて突く。
「あっ!あっあっ♡それやだっ♡神楽っ!あっあっあっ♡♡」
僕は後から分かったが側位で犯された。
そこから1時間神楽とシた。
数年後
「お坊ちゃま、ご結婚されないんですか?」
「結婚?……ああ、相手いる」
「お相手いらっしゃるんですね。誰なんですか?」
「神楽。僕の初めて奪ったお前だ。」
「よろしいのですか?」
「ああ。神楽がいい」
「お坊ちゃま、ありがとうございます。お坊ちゃまを一生かけてお守り致します。」
そう言い僕の手の甲にキスした神楽。
少ししてから2人は結婚した。
小さい頃の神楽は寂しがり屋だったのに、今ではドSになっていた。
数週間に1回は行為をするようになり僕は神楽に愛されている。