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おはよう絶奈
絶奈:ああ、おはよう。
「教室に入ると、バディの楓奈がいた。」
絶奈:早いな
楓奈:もちろん。今日こそは手柄をあげるから。
絶奈:ゆっくりやってこうぜ。
楓奈:元はと言えば貴方がしっかりやらないから。
絶奈:人には向き不向きがあるんだ。それに俺は手柄なんかに興味が湧かない。
楓奈:普通は違うの、貴方みたいな人の方が少ないだけ。手柄に対しての執着が無い人なんて...
絶奈:俺はな、ラーメンに対しての執着は凄いからな。
楓奈:そんなもん要らないでしょ、ホントに何考えてるかわからない。
絶奈:ミステリアスな男だからな。
楓奈:うるさい、それじぁ先に行ってるから。
絶奈:わかった
「本当にこの学園はわからない事だらけだよな。そうこの国立聖王学園は、完全なる実力主義。なんなら外の世界よりも、厳しい。クラスが実力順に分かれていて、S~Eまである。」
絶奈:「まあ、俺には関係の無い事だな。ただ一つを除いて...」
おーす絶奈
絶奈:雪か
雪:なんだ、また説教されたか落ちこぼれ。
絶奈:まあ、そうだ。それと残念だな同じEクラスなんだよ落ちこぼれ。
雪:そうだなでも...
そこまでにしとけよ。
絶奈:なんだよ蒼弥
雪:そうだぞ
蒼弥:それは後、任務行くぞ雪。
雪:そうだったね
絶奈:いってら~
蒼弥:お前も行けよ。
絶奈:面倒臭いんだよ。
蒼弥:ちょっとは上目指す気持ちを持てよ。
雪:無理だろ
蒼弥:そうだな
絶奈:そこうるさい
楓奈:絶奈、仕事貰ってきたから行くよ。
蒼弥:じぁ、俺らは行くな。
絶奈:いってら
楓奈:こっちも行くよ
絶奈:はいはい
「この国立聖王学園には仕事という科目がある。仕事を受けてる生徒は授業に出なくても良い。流石、実力を大事にしてるだけある。仕事で成果を出せば、クラスを上がれることになる。ただ、バディとセットなのでそこが難しい」
絶奈:今回の仕事はなんだ?
楓奈:銀行強盗を捕獲すること。他のチームに先こされないよう気合いをいれてよ。
絶奈:やれるだけやります。
楓奈:もっと気合いいれてよ!
絶奈:そもそも上にいきたいなら、バディ変えたらいいだろ。
楓奈:そうね、でもそれは後。
絶奈:じぁ、頑張って。
楓奈:ちょっと
絶奈:前
楓奈:え、あの格好は。
絶奈:犯人かもな
楓奈:いや、絶対に犯人よ。
絶奈:絶対はないだろ。
楓奈:だって、ナイフこっちに向けてるよ。
絶奈:とりあえず敵だよな。それじぁ、俺は逃げさしてもらう。
楓奈:なんでよ!
絶奈:落ちこぼれがいても邪魔なだけだろ。
楓奈:好きにしたら。いや、もういないし。
犯人:なんだよお前ら!
楓奈:答える必要がない。それにあんたなんか私だけで充分。かかってきなさい!
【完】