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先後輩

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先後輩

1 - 顔

♥

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2024年08月07日

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みなさんどもども、からさんです。私ね、最近気づいちゃったんですよ。リアルの方達の絡みならあいぼが一番好きだけど創作のBLだと先後輩が尊いと!




てなわけで専用部屋作っちゃいました。はい。気分が乗った時or眠くて深夜テンションで作品作っちゃった時に上がると思います。













転載・通報は禁止でお願いします

こちらの作品はご本人様とはなんの関係もございません















−−−














ショッピはする時に全く顔を見せてくれない。

初めての時はまあ普通にバックやったから分かるしそうやなくてもたまになら別にええねんけど、ほんっまに全く見せてくれへんねん!

何度か今日こそは見せて欲しいと頼んだが、



「絶対、嫌です」



と一蹴されてしまった。


やから今日こそは見たい。結構切実な願い。そう、今日は2人とも時間が空いているから久々にヤろうと言う話になり、今まさに致している最中なのだが…




「っん゛、♡…は、ぁ゛っ♡」



「…なぁショッピ?」



「っは、…♡なん、ですか?」



「たまには顔見してや、お前いっつも見せてくれへんやろ」



「ッ嫌です」



「何で」



「なんでもッ、とにかく嫌です」




ここまで執拗に断られるとは思わんかった。いつもより押したから行けると思ったんやけど。でもまぁ…




「ほぉーん?…けどすまんなショッピ、俺も流石に我慢の限界やねん」



「へ、?」




不思議そうにするショッピを無視して顔を隠しているショッピの腕を引き剥がす




「は!?ちょ、まって、ほんまに無理…!離してっ…」




流石に抵抗はしてくるが、直前までずっと動いていたのだから力で敵うわけがない。漸く顔見れる…




「ほんまに嫌やッ、♡離せってぇ…♡」




いつも手で隠れていたそこには普段の気怠げな様子とはまるで違う、欲に蕩けたアメジストの瞳があった。




「ッは……なに、いつもそんな顔して感じとったん?」



「違うッ…してない…♡」



「ふーん…?ま、そういうなら別にええけどな、今日はちゃんと見さしてもらうから。痛かったらごめんな?」




不思議そうな顔をするショッピを横目に、棚に置いてあったネクタイを使ってショッピの腕を上で縛る。慌てた様子で解こうとするが、ただでさえ力が入らない状況なうえ結構きつめに縛ったのだから取れる訳がない。




「んじゃ動くで?」



「やっ、こねしまさん、だめッ♡」



「だいじょぶやって、すぐ慣れるから♡」



「やだッ、!ほんとに、ッあ゛〜〜…!?♡♡♡♡♡」




抵抗の声を聞き流しながら再び奥を突くと、大きく身体を反らせる。いつもは顔を隠しながら同時に押さえていた声もどうにも出来ないようで、




「ぅあ゛っ、や゛♡♡せんぱ、むりっ♡♡♡それむりぃ゛♡♡」



「ふっ…笑、かわい…♡」



「いやっ…♡♡いやだってばぁっ♡♡」



「嫌ちゃうやろ?顔とろっとろやもん♡」



「っあ゛ぅ、こねしまさっ…♡おねが、♡♡これ、ほどいてくださ♡♡」




ごちゅごちゅと奥を突くたび首を横に振りながら身を捩る。




「は、あ゛っ♡♡あぅ゛、ッこれだめぇ♡♡やら゛、こねさ♡♡♡」



「こーらショッピ、ちゃんとこっち向きや?」











今日の先輩おかしいっ…いつもはする時に顔隠してても何も言わへんし、なんか言われても見せるの嫌だ言うたらそれで終わりなんに…


急に腕引き剥がして縛ってくるし、しかも全然止まってくれへんっ、♡




「ッあ゛、んん゛っ、♡♡♡や゛、ぁ゛、こねしまさっ♡♡」



「ん?なぁに、しょっぴ」



「も゛、むり♡♡こしとめてッ、♡♡♡うでも、はずしてぇ♡♡♡」



「え〜?やって縛っとかんと顔隠してまうやんか、せっかくこんなかわええのに♡」




何度懇願しても同じ言葉しか返ってこなくて、コネシマさんはひたすら奥を擦り続ける。ちら、とコネシマさんの顔を盗み見ると抵抗できない俺を見て高揚感を感じているのか、その顔は耳先までほんのり紅く火照っていた。





………あ、これやばッ…♡





「ひ、ぅ゛…!♡♡♡やら、こねしまさ、♡♡とまって、ほんまにむりッ♡♡♡も、いく、♡♡いっちゃうからっ…!♡♡♡」



「…イけばええやん」



「〜〜〜〜〜〜ッあ゛…、は…♡♡♡」




形の整った唇を片方だけ吊り上げてにやりと笑う先輩の顔が近付いてきて、耳元で囁かれた瞬間呆気なく達してしまった。




「ん、じょーずにイけたな♡」



「は、……♡最悪、腕外してって言ったんに…」



「…なあ、なんでそんなに隠したがるん?」



「だって…」




それ以上は言いたくなくて黙ると、コネシマさんは好奇心に満ちた空色の瞳でこちらを見つめていた。




「教えてくれへんの?」



「…」



「ふ〜ん…んじゃ、もーちょい頑張ってな?」



「ぇ…?何が、…ッぉ゛、あ゛ッ〜〜〜〜〜!?♡♡♡♡♡♡」




俺の言葉を待つこともせず、ごちゅんっ、と言う音と共に先ほどより深い所を突かれる。




「なに、!?♡♡♡な゛んれ、きゅ、に…♡♡ひ、ぐッ…♡♡♡や゛あっ、あ゛ッ…、こねしまさんっ、♡♡いって、ッ、いま、いってるからぁッ♡♡♡♡」



「そんな隠されたら気になるやんか、な?やから教えてくれたら止まったるで♡」



「ん゛ん゛ぅ〜〜〜〜ッ♡♡♡♡むりっ、ふかッ…お゛く、っ…♡♡♡あ゛、ぁあ゛ッ、♡♡♡」



「言わへんのやったらトぶまでやるけど、どうするん?」



「わかったっ、おしえるッ…♡♡♡ッあ゛、ちゃんと言うから、とまって、ぇ゛♡♡♡♡」



「う〜ん…止まってから言わないってなったら嫌やから今教えてや♡」




一瞬考える素振りを見せるも、悪い笑みを浮かべてそのまま執拗に同じ所を擦り続ける。




「な、何で顔隠したがるん?」



「ッうあ゛、ぁ゛ん、♡♡♡こねしま、さ、の顔っ、♡♡♡♡みたない、からぁ♡♡♡」



「…あ?…なに、俺見るの嫌いなん、なあ?」



「ぁえ…?あ、ちがっ、こねしまさ…〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!?♡♡♡♡♡♡♡」




途端に機嫌の悪そうな声が響き、動きが僅かに緩くなる。俺の言葉を勘違いしていると気付いた瞬間にはもう遅く、一度引き抜かれたそれによって再び奥を穿たれた。視界の端が白く弾け身体が震える。




「ッあ゛…は、、ぁ、…ッ、?♡♡ゃ゛、まって、ちがぅ、…♡♡♡こねさッ、そおゆうことやないからぁっ、!♡♡♡♡」



「じゃー何が違うん?言うてや、」



「ひッ………♡あ゛、ぐ…それぃや♡♡♡や゛ぁ、こねしまさ、それむりっ…ほんまに、やらぁ…♡♡♡も、うでいたッ……♡♡ごぇんらさッ♡♡♡♡」




頭上のコネシマさんの手は強過ぎる力で俺の腕を握っていた。それだけで怒っているのがわかる。…俺が言いたいのそうゆうことや無いんにッ…




「なあショッピ、なんで俺の顔見るの嫌なん?嫌い?」



「ちがうってッ♡♡♡俺、が、♡こねさんの顔見たないの、は…♡♡…………ゃから♡」



「何?」



「っだから!あんたの顔みてたら、すぐィく…から……」



「は、…?」




勢いで言ったは良いもののやっぱり本人に面と向かって言うのは流石に恥ずかしく、最後の方はどんどん声が小さくなっていった。言われた本人は、ぽかんとした顔でこちらを見ている。一方、もはや一周回って冷静になっているこちらの頭の一部では、鳩が豆鉄砲喰らった時ってこんな顔なんやろな、とか変なことを考え始めていて。




「…ふっ、笑、あ゛っはははは!笑」



「……何笑ってるんすか」



「いやぁ?なるほどな、お前が言いたくなかった訳やわ笑、つまりお前は俺の顔好き過ぎて見ただけで感じるかr…」



「なんっでわざわざ細かく言うねん!」



「う〜んでもまあ…それやったら余計ちゃんとこっち見てもらわなあかんな」



「…は、?」




そう言うと、先程まで腰に添えられていた手がするすると昇ってきて顎を正面に向けられる。




「これで他のとこ向けへんやろ?」



「いやッ、だからなんで、向きたくない言うてんのに…!」



「だって俺はショッピの顔見るの好きやしショッピも俺の顔好きなんやろ?じゃあこれでどっちもプラスやん」




話聞いてないんかこの人は!?それが嫌や言うとるっちゅうのに…!




「だいじょぶやってショッピ、気持ちいだけやから♡」



「嫌やッ、無理ッ、コネシマさんお願い…!」



「今まで我慢しとったんやから今日ぐらいは俺もわがまま言わしてもらうで」



「〜〜〜〜〜〜〜〜あ゛ッ…!?♡♡♡♡♡♡ぇ゛う、ぁ……、ッ、…?♡♡♡」



「あ〜、結腸入ったか?♡」




先程よりも更に奥に深く突かれた時、ぐぽっ、と人から鳴る音ではないような音が響き、全身に電流が流れるような快感が走る。




「ひッ…ぁ゛、♡♡あ゛、あ゛ッ、!や゛…、こねさぁッ!♡♡♡♡♡」



「ん、どした?♡」



「どした、や、なくてぇッ!♡♡♡まってッ、そぇらめ、♡♡♡♡おかしなるからぁッ♡♡♡」




なればええやん、と笑う先輩の顔は声とは対照的にどこか余裕が無さそうで。




「ぁ、ぅ゛〜〜〜〜〜〜ッ…♡♡♡♡」



「あれ、今もしかして俺の顔見てイった?♡かわええ…♡」



「ッ……♡♡♡♡おれ、かわい、…?」



「おん♡」



「ふへ…♡こねしまさ、?」



「ん〜、なぁに?♡」




ひたすら度を超えた快楽を与えられている頭の中では理性なんてとうに溶け落ちていた。




「こねさ、♡すき…すきッ、♡♡こねしまさ、かっこい♡♡♡すき、らから、…♡♡♡もっといっぱい、欲しッ、♡♡♡」



「ふはっ…♡もうドロドロやん♡」



「ぅあ゛ッ、は、ぁ゛♡♡こねさ、きもちっ、♡♡♡はやくッ…、こねさんの、おくにくらさッ…♡♡♡」



「ッ……♡ショッピ、こっち向いて?」




コネシマさんの方を向くと、半ば無理やり口を塞がれた。そっと目を開ければ、いつもよりももっと近くで美しい水色の瞳がこちらを見つめていた。




「ん゛ッ〜〜〜〜〜〜〜〜〜…!♡♡♡♡」



「ッは………♡」




最後に下腹部に温かなものを感じて、そこで意識がぱたりと途絶えた。











「あちゃ〜、やりすぎたな…」



すぅすぅと寝息を立てて眠るショッピの目にうっすらと残る涙を拭って呟く。いくらショッピの言い方があれだったとはいえ少し手荒にしすぎたかもしれない。手首を見ると、ネクタイではなく俺が強く握った跡がついてしまっていた。



「これ絶対明日怒られるんやろなぁ」



ショッピが俺の顔を好きなのは何となく知っていたが、流石にあの言い方をされると勘違いするんじゃないだろうか。そっと頬を撫でるとくすぐったそうにしながら微笑んだ。



「ふ…、かわい…」



なんだかんだ今日の一件で再確認したが、俺も相当ショッピの顔が好きらしい。まあ、あんな顔見せられたら誰でもそうなるやろ。



「…おやすみ」



額にそっと唇を落としてばれないように寝顔の写真を撮った後、後片付けを終えてショッピの隣で朝までぐっすり眠った。


案の定翌日の朝にそれはもう馬鹿みたいに怒られたが、その時のショッピは真っ赤な顔をしていたから特に気にしなくても大丈夫だろう。









その日以降、する時に変に意識しちゃうショッピと、自分の顔の良さをわかっててわざと真正面から自分の方を向かせようとするコネシマがいるのは、また別のお話。

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