15.
Side.桃
やばい。
黄と喧嘩をした。
さっき泣いていたのもあってまだメンタルが安定してないだろうに、 ひどいことを言ってしまった。
言ってしまったあとに後悔する癖をいい加減に直したい。
桃「ッ、…クッソッ、…」
桃「…、今謝りに行くのは…?」
恐る恐る紫ーくんに聞く。
紫「逆効果」
桃「だよなー、」
予想通りの返答に頭を搔く。
桃「いつ謝りに行くのが正解?」
紫「黄くんのメンタルが安定したらかな、?」
「俺も一緒に謝らなきゃいけないね、」
「悪いことしちゃった、」
桃「だな、」
紫ーくんと会話していると、赤が申し訳なさそうに話しかけてきた。
赤「ぁ、あのッ、」
紫「ん、?どうしたの?」
優しく赤を覗き込む形で聞く紫ーくん。
赤「俺のせいでッ、ごめんなさいッ 泣」
目に水を溜めて、不安そうに謝る赤。
そんな赤に俺の心が傷んだ。
桃「…、いや、赤は悪くねぇよ。」
「俺らが悪い。」
紫「うん、そーだね、」
「赤くんごめんね、?」
赤「ぅ、ぇ、だ、大丈夫、」
きっとなんて返答すればいいのか分からなくなったのだろう。
言葉を詰まらせながら返答をする。
紫「笑笑、それなら良かった!」
そんな赤に優しく包み込むように頭を撫でる紫ーくん、
まるで親子。
コメント
2件
遅くなりました😿 桃くんが後悔して治そうと思ったのすき💕 赤くんもすごい申し訳ないのが伝わってきてやばい🥹💕 紫くんも皆のこと良く分かってるから逆効果とかわかるんだろうなぁ💕💞 ああほんとに好きすぎる🤦🏻♀️💞🫶🏻