テラーノベル
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「奏!!嬉しいお知らせがあるのよ!?」
「なに?お母さん」
「私!再婚するの💕」
「あっそう…」
本当は嬉しいが絶賛反抗期中なので
そんな態度はとれない
「あとね!向こうの家にはお兄さんがいるの!!」
「そうなんだ」
「確か同い年のイケメンよ💕」
お兄さんが出きるのはいいけど
イケメンなのは気に入らない
ピーンポーン
「お邪魔しまーす」
「あら。おかえりー!はいってはいって!」
あっ新しい家族が来た…
どんな人なんだろうか
少し気になる
「奏この子があなたのお兄さんよ」
ガチャ(扉が開く音)
ドキドキどんな人なんだろうか…
「こちらがあなたのお兄さんの颯くんよ!」
(二人とも)「えーーーーーーー!!!」
「なに?知り合い?」
「颯は同じクラスの同級生だよ…」
「え!?そうなの?あと!部屋は二人で一部屋でお願いねー!」
「え!?待ってそれだけは…」
ホントにだめだ
颯に俺が腐男子なんてバレたら
学校でなんと言われるか…
「なに?そんな見られたらダメなもんでもあんの?」
「いやー…」
「じゃあ入るわ」
「え!?待って…」
もうそのときには扉は空いていた
あっ…終わった
俺はもうこの家に居場所はなくなるのかも
しれない…
「奏お前ゲイなのか?」
「いやぁー…読むのが好きなだけだ」
「ふーん…そう」
やばい終わった…
本当に終わった
明日の学校で僕は死ぬのかもしれない
「なぁ奏…俺が颯のこと好きって言ったらどうする?」
「どうもしないよ。そんなわけそもそもないしさ笑」
「あっそ…」
え?急になに?って感じなんだけど
「なぁ!!颯俺がBL好きってことは誰にも言わないでくれ!頼む…」
「言うわけないだろ。言っても誰のとくにもならんだろ」
あー!!よかったよかった…
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次回予告
颯の思いとは!?
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