この作品はいかがでしたか?
301
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⚠︎死パロ×マフィアパロ⚠︎
【】⇠不破さん
〖〗⇠甲斐田くん
「甲斐田さん!」
〖んー?〗
「幹部様がお呼びです!」
〖分かった!〗
〖ありがと!〗
「はい!」
幹部様が僕に何の用だ?
なんかやだなー。
「甲斐田さんって優しいよなー!」
「分かる!」
「何でマフィアなんかに居るんだって感じ!」
「〜〜!」
僕が優しい。ねぇ。
ほんとに優しい人は。
どんな理由があったとしても。
絶対に。マフィアなんかにはならないよ。
その点僕は個人的な理由でマフィアに。
全然違う。仕事柄。嘘だって吐くしね。
そういや、幹部室って初めて入るな。
外ではよく話すけど。
コンコン
【はーい!】
【誰やー。】
〖甲斐田です。〗
〖部下から幹部様がお呼びだと。〗
【あ〜。甲斐田か。】
【入ってえーよ。】
〖はい。失礼します。〗
【久しぶりやなー!】
〖はい。お久しぶりです。〗
【なんそんなに緊張してるん?】
〖いや。〗
〖幹部室に入るのは初めてなので。〗
【あー。そーやっけ?】
〖はい。〗
〖あの。幹部様。〗
【んー?】
〖僕を此処に呼んだ要件は。〗
【特にないで?】
〖え?〗
【なんや。用が無かったら呼んだらあかん?】
〖え、いや。全然いいですけど。〗
【ならえーやん。】
〖はい。〗
【甲斐田ってさ。】
〖はい。〗
【俺のこと嫌いやろ。】
〖何故でしょうか?〗
【否。なんとなく。】
【なんとなくやけど。】
【多分嫌いやろなーって。】
〖いえ。嫌いなど。〗
【今はさ。】
〖はい。〗
【幹部とか部下とか。関係ない。】
【正直に答えてや。】
〖否。正直に答えたとしても。〗
〖嫌いなんてそんな事ございません。〗
【そっか。】
〖はい。〗
本当に何を考えているのか分からない。
この幹部様は。
【俺お前嫌いやわ。】
〖そうですか。〗
【死ねや。】
【うそッ】
〖幹部様の命令と有れば。〗
【はッ?】
何か不味い事でも言っただろうか。
何故だろう。幹部様が。
物凄く怒ってらっしゃる。
〖へ?〗
【甲斐田。】
〖はい。〗
【もう帰ってえーよ。】
〖はい。〗
〖失礼しました。〗
え、待って何であんな怒ってんの。
分からん分からん。
え、なんか怒らせるような事言った?
え?
「甲斐田さん!」
〖んー?〗
「幹部様何か用事だったんですか?」
〖あー。まーうん。〗
〖そんなとこ。〗
「なんかありました?」
〖否。なんか。〗
〖僕幹部様に嫌われてるみたいで。〗
「えッ?」
【甲斐田ー!】
「幹部様!?」
〖幹部様!〗
〖どうされました?〗
【なぁ、嘘や。】
〖はい?〗
【嫌いな訳ない!】
〖え?〗
【ほんまに嫌いなんやったら常に隣になんて。】
【置かへん!】
〖はい。〗
【だから!】
【お願いやから!】
【俺と一緒におってくれへん?】
〖ふふっ。〗
〖もちろん。〗
〖幹部様の命令と有れば。〗
【そうやで!】
〖え?〗
【幹部様の命令と有れば。っていう言葉は。】
【そういう時に使うんや!】
〖そうですね。ふふっ。〗
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♪( ◜௰◝و(و "ウマウマ