テラーノベル
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ネシア@LINE❌️
2,001
夢好
520
※このお話は本人様とは一切関係ありません!!
最近蒸し暑いですね(辛)😭それではどうぞ!
『濁った海の、澄んだ底で』
りうらside
いわゆる非行みたいな行為は、そんなに受け入れ難いものではない。学校という普通の道を外れて、1人で生きてきたから。
目が覚めた時に、ベランダに2人の後ろ姿が見えた。昼間は割れるように強かった頭痛も、今は消えている。
「りうらに内緒でなにしてんのー。俺も混ぜて!!」
ほとけっちが慌てて手を後ろに隠しているのがわかった。それ、タバコでしょ?少し吸ってみたい!!と言ってみた。
「えっ!ダメだよ、りうちゃんはまだ年下だし…」
少し俯きながら困ったような顔をするほとけっち。しょうちゃんはその手からほとけっちのタバコを抜き取って、咥えた。吸って、吐く。タバコの煙に包まれる。
「げほ、、なんだこれ?」
「タバコやで、吸わんの?」
「やっぱいらない」
ほとけっちはやりとりをみて笑っていた。なんか馬鹿にされてる気がしなくもない。あーちょっとムカつくかも。
「こんなののなにがいいのさ!俺はコーラの方が100倍好き!!」
「笑、そーなんや。」
2人の真ん中で座り込んで、2人の飲んでいたコーラを口にした。お酒の味がした。
「なんかお腹空いたかも…、どっか行かない?」
どっかって、もう夜中の11時だよ?と驚くほとけっちの横で、しょうちゃんは、いいね。どこいく?とすぐに乗っかった。
「あのね、ここの近くにハンバーガーの自販機があるの!3人でいこ?めっちゃワクワクする!」
結局、ほとけっちの「えぇー、」という抵抗は却下された。本当は嬉しそうな顔をしている。
「おいしー、!!りうらこのハンバーガー好き!」
「……うん、おいしい。僕こんな時間に食べるの初めてかも。」
ほとけっちがハンバーガーを頬張りながら、目を細める。なぜかわからないけど目が潤んでいて、なんか辛そう。暗いせいなのかもしれないので、そっとしておく。
「せやね、3人なら何しても楽しいわ」
しょうちゃんは遠くを見つめながら咀嚼をしている。
「りうら、口にソース付いてるで」
子供かよ、と言いながらポケットティッシュで口元をがしがしと拭いてくれる。
そのうち僕らは無言になって、ただ食べるだけになった。誰もいなくなったかもしれないと思って、縋るように横をみる。2人はちゃんといたのに、僕は2人が居なくなるのがますます恐ろしくなった。終わらないで。
コメント
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みぅです🖤 第5話、読み終わりました。 深夜のベランダでタバコとコーラ、ハンバーガー自販機……。めっちゃ悪いことしてる感じがするのに、3人の空気がすごくあたたかくて切なかったです。特にほとけっちが潤んだ目をしてるのに暗さで隠すところと、「終わらないで」の最後の祈りにグッときました。この3人の関係がずっと続いてほしいって思わせる、すごく繊細な話でした。いいなぁ…。