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潔:「……なぁ、氷織。なんで俺、こんなところに呼び出されたんだ? 練習に行かなきゃいけないのに、スマホも繋がらないし……」
氷織:
(ふんわりと微笑みながら、潔の背後に音もなく立つ)
「潔くん、そんなに焦らんでもええよ。練習なら『休み』って伝えといたから。先生にも、他の皆にも……ね?」
潔:
「は!? 勝手なことすんなよ! ……っていうか、なんでお前、俺のスマホ持って……っ!」
(奪い返そうとするが、氷織に手首を掴まれて壁に押し付けられる)
氷織:
「……あ、危ないよ。潔くんは、僕の言うことだけ聞いてればええの。……ねぇ、さっき他の奴と笑って話してたやろ? あれ、**『バグ』**やから消しといたわ。」
(低くなった声で、潔の耳元に唇を寄せる)
潔:
(心臓が跳ね上がる)
「氷織……? お前、目が笑ってないぞ……。次無視したらお仕置き、って……冗談だろ?」
氷織:
「冗談に見える? 潔くんが僕を無視して他の『ノイズ』に構うなら、僕、何するかわからへんよ。……ほら、ボタン開いてる。そんなに無防備やと、僕以外の『かいぶつ』に食べられちゃうよ?」
(震える潔の制服のボタンを、一つずつ丁寧に、指先で留め直していく)
氷織:
「……返事は? 潔くん。……逃げられると思わんといてね。ここは、僕たちが幸せになるためだけの、特別なフィールドなんやから。」