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菊池が女子に囲まれてる間に
社内見学じゃー
まずは19階
開発部
なんか聞いたことある
新しいことやもののアイデアをだし沢山の部の中で一番人気でエリートしかいないと
「ここはちゃんとした壁なんだ」
「中見たかったなあ。どんな人がいるんだろう」
後ろのエレベーターが開き人が降りてきた
うん
この人は朝カットバンをくれた王子様だ
そして女子に相変わらず囲まれている
「うん?僕によう?それとも開発部に?」
「あっ すみません 私本日付で改善部に配属になった寺西 紗佑里です」
「あー新しく出来た部署の」
「僕の名前は中島です。お嬢様」
太陽より眩しい笑顔で私に抱きついてきた
「会いたかったよ〜」
周りの女子はきゃーの悲鳴が
「これが僕からの挨拶だよ レディ」
心臓がバクバクしてる
このままだと私どうにかなる
20階の改善部に戻ってきた
菊池はまた別の女子達に囲まれていた。
「お嬢 部長顔が赤いのですが体調が悪いのですか?」
「いや大丈夫 気にしないで」
ドキドキしてるけど今私幸せよ~
「きゃ」
何もないのにつまづき転ぶと確信したが
菊池がすかさず前方に周り抱きかかえる
菊池の顔がドアップ
菊池は色白で唇可愛いんだ
「お嬢様どこを触ってるのですか?」
私は無意識に菊池の唇を指でなぞっていた。
なんてことじゃ
外には沢山のギャラリーがいるのに
1日目にして失敗ばかり
でも菊池の唇にふれたかったのは間違いない
あのままだと
きゃ
「部長体調悪いのでしたら早退されますか?」
「大丈夫よ 初日から帰れやしない」
「それにしても、あなた女子に人気なのね」
「珍しいだけだと思います。もう少しすれば落ち着くと思います」
そうかなあ
「失礼します。開発部の部長中島です
菊池が入社したときいたのですが。」
私の王子様から私の所に
きたー
うん、菊池?アイツは男にも人気あるのね
「おっ 中島 元気か?」
「やっぱりお前か スゲイケメンが入社したと聞いてきたけど お前だったとは」
「紗佑里ちゃんは菊池と同じ部なんだ」
名前覚えてくれてるよ
「部長 中島部長は幼馴染なんです」
ふたりはそんな関係
中島さんの携帯がなり呼び出しをくらい戻っていった
二人は並ぶとオーラが2倍
ドキドキも2倍
前日一睡もしてない私はその場に倒れてしまった