4.『猫又』
叶うことなら、もう一度彼に会いたい
僕を救ってくれた彼に
僕の悩みを全て吹き飛ばしてくれた彼に
会いたい
あっ、学園長だったら何か知ってるかも
晴明『学園長!』
学園長『どうしましたか?晴明君』
晴明『蘆屋道満って知ってますか?』
学園長『ツ、…………はて?知りませんね、』
晴明『そうですよね、』
学園長『探しているんですか?』
晴明『はい!僕の好きな人をよく知るために!』
学園長『あの貴方が』
晴明『僕もびっくりです!』
学園長『それでは』
晴明『はい!』
何処にも居ないやっぱり死んでるよね
晴明『僕、よくあの人のこと知りたいのにな』
ニャオ
そんな声が聞こえた
晴明『あれ?こんな夜中に可愛いお客さんだ、』
この子猫又だ
晴明『ちょっとだけ、話聞いてくれる?』
猫又『ニャーオ、』
晴明『ありがとう笑』
そして僕の思い全てを猫に話した
猫は相槌をするように鳴いた
僕は少し楽になった
晴明『ありがとうね』
晴明『もう、遅いから君も寝な?』
晴明『僕も寝るから……』
猫又『ニャオ!』
ぴかぁ
そう辺りが光に囲まれる
晴明『眩しッ』
晴明『えっ、ここ、は』
そして僕は変な所に来てしまった
コメント
2件
もしかしてあそこに…!!(?) 今回も最高でしたー!(*´▽`*) いや、ほんと続きが気になりすぎます😭 次も楽しみにしています!!!( ^q^ )