僕は4んだ。
冒頭からとんでもねーことを書いてしまっているが、事実である。
僕───輝 雨羅(かがやき あめら)は問題児だった。
校則は破りまくりテストはいつも赤点、教師も親も怒りを通り越して呆れていた。
そんな僕は高校からの帰り道、トラックにはねられて4んだ。
…と思っていたのだが、目を覚ますと謎の真っ白な空間にいて目の前には謎のジジイが立っていた。
雨羅「どこここだれおま」
ジジイ「ワシは神だ」
雨羅「そっすか」
ジジイ→神(自称)「そんでお前はもう4んでいる」
雨羅「ケン○ロウかよ」
神(自称)「だが特別にお前を転生させてやる、おもしろそうだから」
雨羅「そっすかあざっす」
神(自称)「転生先はマッシュルの世界だ」
雨羅「そっすかあざっs…え?」
神(自称)「転生先はマッシュルの世界だ」
雨羅「ああああありがとうございますううううう!!!!!!!!!」
僕はマッシュルのファンだ。
漫画もアニメも舞台も見まくり、推しキャラのグッズを手に入れると家中を走り回り(そして親に怒られる)、スマホアプリも事前登録をして今か今かと待っていた。
僕にとってマッシュルという作品は命同然であった。
神(自称)「そんじゃ、夢と冒険と魔法使いの世界へ!!」
雨羅「ポ○モンかよ!!!」
そうツッコみながら僕は意識を失った…
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