何かを失くしていた って気付いたんだ
でも忘れたものには 魂がなくて
それなら忘れた方が 良かったかもしれない
それでも縋るように
思い出したいんだ
雪の結晶には 熱があるように
表では知り尽くせない世界があるんだ
無視をするのは
簡単だろうけどね
一輪の小さな花さえ
感動しなければ楽だろう
それでも私は深く知りたい
苦しくても
その先の美しい景色をたくさん
青空に瞬かせて 太陽の気持ちを汲み
そうすれば
何かをきっと 思い出すだろう
私達が失ったものは とても単純で
今すぐでも取り戻せると
気づけるだろう
そして静かに 笑うのだろ
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!