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One Love

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One Love

1 - One . 1

♥

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2024年03月21日

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82



アンケート結果、続編に決まりました!㊗️




ちょくちょく、渡辺sideも深澤の恋も入れていこうと思ってます✋✋



それでは───









「ほい。ついたよ」


今日は、先生と約束した学校に来た。

もちろん、先生の車で。




先生は、カーナビを入れなくたっていつも通ってる道だって車を乗りこなしていく。






『⋯久しぶり』


「ふふっ、最初の言葉がそれか?」


『だって…それ以外…』


「ほら。今日は俺らしかいないの。」




今日は日曜日。

もちろん、生徒はいないし。




先生が昨日電話してくれたらしくて

先生だって誰一人いない。






「早く中はいるぞ」

『はぁーい』




先生はそういって、私の手を繋いだ。







まず、先生と先生に担任を持って貰えなくて悔やんでた私がホームルーム後にいつも会って話していた、あの廊下に行った。








『ここ⋯懐かしいです。』

「うん」

『あの時⋯先生の生徒じゃなくて悔しかった』

「うん」

『何ですか、その反応。』

「だって⋯分かってたもん。」






私が、ちょっと恥ずかしいくらいに

あの時思ってたことを言ったら。






⋯分かってたって。




バレてたの。先生に。

私の気持ちが







「俺の気持ちは、分かってた?」


『え、先生の気持ち?』







「うん。俺があの時思ってたこと」

『⋯わかりません。』

「えーじゃあ秘密。笑」

『えー!教えたじゃん私。』

「それは〇〇が勝手にな」

『ひどーい』








でも、先生が思ってた気持ちって何。






いつもいてうるさいなー。とか?

面倒くさいやつー。とか?




嫌々。そんなの知りたくない。







「俺が思ってたのはね⋯」


『あー!』


「なに 笑」


『⋯え、いや、何も。』


「俺が思ってたのは⋯」








「早くHR終わりたいなぁーって。」








『⋯え?』






思ったより、単純。

HR、めんどくさかったんだ。







『⋯何でなんですか、?』


「ん?」


『HR、早く終わらせたかった理由。』


「知りたい?笑」


『だって先生のクラス楽しそうだったのに』


「理由はね⋯」








教室を見ながら話していた先生が、視線を私に移し替えて話し出した。








「お前に会いたかったから。」








『⋯』







お前に会いたかったから なんて映画でしか出てこなそうな台詞が今。




私に照らし出された。






そんな私は、声を出すことすらできなかった。



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コメント

5

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みなの物語最高すぎるよー! 画像が全部黒系統になってる!!

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