-–4年後ーーー
悟莉「パパー」
悟「ん?なにかな?悟莉」
悟莉「悟莉ママのところ行きたい」
悟「んー、もうちょっと我慢しよーねー?」
「それともパパやだ?」
悟莉「嫌じゃないけど……ママに会いたい」
悟「少しゲーム名だなと思ったのは僕だけ?」
悟莉「?」
悟「ん”ん”。とりあえず、硝子さんのところ行こ?」
悟莉「✿゚❀.(*´▽`*)❀.゚✿」
悟「ん”ん”、!」
悟莉「んぇ……?」
悟「はぁっ!僕の娘可愛い!!」
ギュウウウウウウ
悟莉「うわぁぁ!痛い!!痛い!!パパぁ……びぇえええ」
?!なんで?!なんで泣いたの?!え?んえ?!どゆこと?!(←キャラ崩壊
悟「ご、ごめんね悟莉?」
悟莉「びぇえええ」
悟「こりゃ僕無理だ……」
鈴〜、早く起きてよ……
悟「ほら、飴ちゃん。チュッパチャプスだよ、悟莉の好きなイチゴくりーむなんとかかんとか」
悟莉「✧*。(*´∀`*)✧*。」
「いちご!!」
悟「(´,,•ω•,,)ノ”(´•ω•`,,)ナデナデ♡」
……鈴は僕たちが封印打破した時に本人が知らぬ間に寿命が少し縮んだみたい。だから、今寝てる……植物人間状態なんだ。
こればかりどうにもできない。僕が知らぬ間に(心当たりはあるけど)できて産んでた娘、悟莉ももう2歳から6歳だ。小一、真凛達はもう卒業。時々遊びに来てくれるけど、僕も傑ももう32。硝子達は35。歌姫なんかは37だ。
僕達はもうアラサーだよ。いやもうアラサーかもしれないけど、そんなの関係ないもんね!!!
悟莉「パパ、ランドセル!!!ママに見せたい!!!」
悟「ウンウン一緒に行こうね〜」
僕だって特級。仕事は傑以上だ。まぁ傑も大変なんだけど、鈴は疲れたんだ。だから今寝てるんだ。、あと少ししたらまた……
……なんてことを言い聞かせてる。悟莉には悪いことをしちゃってるな。母親の鈴は植物人間状態。父親の僕は仕事ざんまいであんまり家にいなくて悠仁たちが見てる。この歳だと子供は多分親に甘えたいだろう。そして鈴が植物人間になる前に2人目が生まれた。
名前は鈴華(りりか)。
……2人とも女の子。そして僕達の下の漢字をとっているところが鈴っぽいよね。鈴華に関しては鈴が勝手に決めて僕に期待の目で見てたから「いいんじゃない?」となった。キラキラネームって訳でもないし大丈夫でしょ。多分。
まぁ名前をバカにされたら僕は容赦なく子供だろうがなんだろうが関係なく〇すけど。
……なんてことを言ったら鈴にめっちゃ怒られたな。