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立花彩side
今、私は聖セレナイト学園に来ている。
今日からこの学校に通うんだけど…
視察なんてしてなかったから、何もわからないんだ。
しかも、周りに人が集まってる。
そりゃ、6人も美男子が集まってたら気になるとは思うけど…
私としては、困るんだけどなぁ。
そう思いながら集団を眺めていると、何か話している人たちを見つけたんだ。
こっちをチラチラ見ながら、周りに聞こえないようにこっそり話している。
よく見てみると、6人の男女が集まっていた。
みんな、結構かわいいし、カッコいい。
KZのみんなとは、ライバルになるかもね。
でも、何話してんだろ。
黒木君の知り合いかなぁ。
先生に誘導されて、教室に入る。
私は、上杉君と小塚君と同じクラスみたい。
正直、ホッとした。
だって、分からないところがあったらすぐに聞けるもの…小塚君には。
上杉君には、恐くて聞けなさそう…
でも、頑張って聞いたほうがいいのかな。
私、数学苦手だし。
「立花は霧島星の横、上杉と小塚は後ろの席に二人で座って。」
私だけ一人なのかぁ、ちょっと緊張。
「霧島君、よろしくね。」
私が声を掛けると、霧島君はそっけない声で言った。
「よろしく。」
この子、上杉君に似てる…かもしれない。
そう思いながら霧島君のことを見ていて、私は気がついた。
この子、さっき、私達のことを見てた子だっ!
すると、霧島君と後ろの女の子の話し声が聞こえた。
「…和…だよね。」
この女の子も、さっき私達のこと、見てたっ!
「多分…思う。」
何話してんだろ。
きっと、上杉君か小塚君の知り合いだよね。
だって、和って言ってたもの。
和典か和彦のことじゃないかな。