コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
「君が主人格なんだね。」
“はい。すいません、わかりにくくって。こうゆう解離性同一性障害の人にはよくあることらしいです。” 僕はそのことについて詳しく聞くことにした。
“主人格はその人の主(ぬし)となる人格。その本人でもどの人格が主人格かわかってないことがあったりして、見分けるのが難しいらしいです。まぁ、全部ネットの情報なんですけどね。”
見かけによらずしっかりしてる。見た目は小学生なのに中身は高校生…あれ?これは名探偵コ◯ン…なわけないか。
「なるほど。ところで君の年齢教えてくれない?」米田くんから資料をもらう。
“俺は、17です。” 俺!? 一人称も意外すぎる。あと17歳か、やっぱり名探偵………。
「まぁ、話が長くなりそうだし、そこら辺のファミレスとかで話そうよ。」僕は公園から見えていたファミレスの看板を指さした。
彼は頷いて、僕らとともに店内に入った。