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蘭春





竜胆side



此処は…何処だ?

暗い…寒い…苦しい

竜胆「兄ちゃん…ズビッ…三途ぅ…」


カツンッカツンッ


突然、目の前から靴の音がした

何時も聞き慣れているこの音は

兄ちゃんの靴の音だ

竜胆「…兄ちゃん?…そこに居るの?」

蘭「……」

すぐ夢だとわかった

兄ちゃんなら、すぐ

「竜胆ー♡」

何て、ベタベタくっついてくるハズだから

竜胆「…兄ちゃん…話せよぉ…グスッ」

コツンッコツンッ

この音は…?

春千夜「…竜胆」

竜胆「はッ!?さッ三途!?」

春千夜「竜胆…」

竜胆「何!?三途!!」

春千夜「……」


竜胆「ッは…!」

…夢

竜胆「…夢にまで出るって……ははッ…」


竜胆「…勃った…」






蘭side


朝起きたら、横で竜胆が1人でシてた


えー!?これは兄として止めるべきか…いや、もう竜胆も大人…


竜胆「ふッ♡ふッ♡…ん”ん”」

どぷぷ♡


わーお♡すっげ…俺も勃ちそー♡



蘭「ってな事があったんだよ…どー思う?春千夜」

春千夜「あー?んな事知らねぇよ…んまぁ、聞いてやれば?その…」

蘭「欲求不満の理由ー?」

春千夜「おう」

蘭「そうすっかぁー…」


蘭「竜胆ー!♡」

竜胆「んー?あ、兄ちゃん」

蘭「朝1人でシてたでしょー♡」

竜胆「…は!?何で知ってんだよ!!///」

蘭「んー…起きてた♡」

竜胆「はぁー…」

蘭「で、どしたん?竜胆ならそこら辺の女ぐらいいくらでもいるだろうに…」

竜胆「…兄ちゃんには関係ねぇよ」

竜胆「俺の事なんて…何一つ知らない癖に」

蘭「…兄ちゃんで良ければ、何でも相談乗るよ?」

竜胆「……じゃあさ、好きな奴が近くにいんのに、手が届かなかったら、兄ちゃんはどうする」

蘭「んー…俺ならぁ♡取っちゃうかな?♡」

蘭「好きなんでしょー?諦めちゃダメだよ」

竜胆「そっか……その手があったか…ははッ」

蘭「てか、竜胆に好きな子とかいるんだァ?合わせてよねぇ♡」

竜胆「近々会えると思うよ、上手く行けば」

俺は心底後悔することになる

こんな事相談乗らなきゃ良かったな

























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