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5年前僕の親友が死んだ。死んだというか自殺したんだっけ。詳しいことは覚えてないな笑
僕はその親友が好きだった。親友の名前は若井滉斗。若井に僕は思いを馳せられなかった。
あのとき僕が若井に寄り添っていたら。
傍にいてあげれたら。
好きだ と伝えられていれば。
若井も僕も少しは楽になれたんじゃないかな。
ねえ若井。僕にはなにが出来たの。
毎日頭を抱えていた君に僕ができる事はあったの?
ごめんね。若井。
未だに僕はそんな思考に陥ってしまう。
嫌だな。もう5年も前の事なのに若井を思い出しただけで泣き叫びたくなるような絶望感が押し寄せてくる。
好きだったな。大好きだったのに。
でも若井には婚約者がいたんだ。
正直期待してた。若井と付き合って一緒に住んだりなんて妄想を何十回何百回も繰り返してた
ギターを弾いてボイメを送ってくれたり、自撮りを送ってくれたり、すぐ既読がついてかまちょしてきたりさ。
でも若井がたまに好きな人の話をしてきて
その度に胸が苦しくなった。
僕はがんばって応援してたよね。
愛してたよ。僕だけ。気づいて欲しかったな笑
前に好きって言ってくれた言葉は本当じゃなかったの?
ねえ若井教えてよ。
ああ、若井と話したい。若井に触れたい。若井にもう一度会いたい。
もし僕が生まれ変わったとしても僕は必ず若井を見つけ出して逢いに行く。
その時はさ、思いを伝えさせてよ。
大好きだよって。愛してるよって。
君がいなくちゃ意味が無いんだよ。
僕いま若井と最後に会った場所にいるんだよ。
屋上だったよね。高校の最後の思い出としてたくさん遊んだよね。
懐かしいな。今でも若井がここにいるんじゃないかって考えちゃうな。
最期に若井が好きだったジュースを飲みたかったんだけどお金がないや。笑
まあいっか。ねえ僕もうそろそろ帰るね。
若井がいる場所に。
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