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放課後、友達の璃子と一緒に部活の仮入部に行こうとしていた。今日は、私たちがどの部活に入るか決める日。璃子は体育会系な感じで、何かしら運動部に興味を持っているみたいー!私も、最初は迷っていたけど、なんとなく部活の雰囲気を感じるために、いくつか見学することにした。
「どこに行こうか?」璃子が聞いてきた。
「んー、あ、テニス部ってどう?」私はふと思いついて提案してみた。
「テニス部?うーん、いいかも!」璃子が楽しそうに答えると、私もなんだかワクワクしてきた。
テニス部に向かう途中、廊下でちらっと見かけた部活の様子を見て、少しドキドキしていた。
「おお!仮入部の子かな!?」と、大きな声が聞こえた。
振り向くと、テニス部の部長らしい人が笑顔でこちらに近づいてきた。ポニーテールが風になびいて、なんだかすごく爽やかでかっこよく見えた。
「はい、仮入部です!」璃子が元気よく答えた。
「あ、よろしくね!」須田部長がにこっと笑うと、その後ろから、あの冷たくてクールだった先輩が姿を現した。ぶつかってきたあの超失礼な先輩…💢
あの〜?何事もなかったかのよーに目、逸らすのやめてもらえます?
でも、なぜか先輩はちらっとこちらを見たものの、相変わらず無表情で、何も言わずにそのまま通り過ぎていった。
「…あの人、なんていうんですか?」私はその後ろ姿を見ながら、須田先輩に尋ねた。
須田先輩は少し驚いた様子で、でもすぐに答えてくれた。「ああ、広瀬? 2年生だよ。テニス部のエースで、ちょっと冷たいけど、実はすごく真面目な先輩なんだよ。」
「2年生…?」私はすごく驚いた。なんだかすごく大人っぽい雰囲気があったから、勝手に3年生だと思っていたけれど、実は2年生だったんだ。
「広瀬先輩、めっちゃかっこいいよね!」璃子が楽しそうに言う。
「うん…でも、なんかすごくクールで近寄りにくそうだなぁ。」私は少し不安げに答えた。
「まぁ、最初はそう見えるかもしれないけど、実はああ見えてちょっと不器用で、悪気はないんだよ。頑張って話しかけてみたら?」璃子がニコッと笑いながら言った。不器用…とは…?
でも、さっきのあの冷たい態度はちょっと引っかかる…。
「広瀬先輩、テニス部なんだね。」私がぽつりと言うと、璃子がうなずいた。「うん、めっちゃ上手らしーね。試合でも結構活躍してるみたい。ちょっとクールだから、部員たちにもみんな敬遠されがちなんだけど。」
「なるほど…」私は、広瀬先輩のことをもっと理解したくなった。
でも、どうしてあんなに冷たい態度を取るのかな…。
これって、私が原因?