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スマホからアラームの音がする。計画を昨日立てたから今日からあの子を探し始めるはずだ。
『うーん』
まだ眠いという思いはあるものの早く支度をしないとあの2人が困ってしまうだろう。
キュッ キュ
リボンを固く締めリュックを探す。昨日は作業をしすぎた、色々な布で机などが溢れている。まずこちらを片付けないとリュックなんて見つからないだろう。
『なんで片付けなかったかな〜、ボクのバカバカバカッ』
いつも通りのテンションを保つために少しふざけてみる。まぁ案の定誰もいないわけだから静まり返る、寂しいと思うがもうすぐで幻太郎達に会えるのだからと片付けを始めた。
片付けを始めて数分は経っただろう。やっとリュックが見つかった、必要なものを全て詰め込み待ち合わせ場所へ急いだ。
『幻太郎〜!』
『おや乱数ちゃんと5分前行動ですね』
『リュック探してたけどちゃんと5分前だったんだ〜!』
『貴方、また作業で事務所散らかしたでしょう?』
『わぁ〜!幻太郎にはなんでもお見通しなんだね!』
雑談をし始めて10分はたったろう、待ち合わせ時間から5分は過ぎているが帝銃は一刻に来ない。
『ん〜、帝銃遅くない……?』
『ですよね』
『おーい!乱数〜!』
ようやく帝銃が来た。
『おっそい!帝銃!!!』
『まぁまぁ、落ち着きましょう?』
『今日行くところって何処だっけ?』
『大阪ですよ、白膠木簓、天谷奴零、躑躅森盧笙に聞き込みです。』
天谷奴零とは俺の事を作った人間だ。どついたれ本舗の元メンバーであり、第2回DRB等にも出ていた。
『これから電車やらなんやら乗っていくと……』
幻太郎は予算などを考えているが俺はずっと天谷奴零について考えていた。あったら何を言われるのだろう。「失敗作」?いやあいつはそんな事言わないはずだ。
(詐欺師なら人脈も広いか?)
情報は多ければ多いほど助かるが余計なことを言われても困る。メリットとデメリットがあり胡散臭い天谷奴零から正確の情報は手に入れられるだろうか?
『うーん』
『なるようにしかならねーんだろ?』
『貴方がそんな顔してたらこの旅は始まりませんよ』
友情とは不滅かも、だが愛もまた不滅だ
『うん!大丈夫だよ!この旅はボクらの為に!』
『ええ』
ニコリと幻太郎は笑顔をこぼす
『だな!』
帝統はいつも通り笑っている
さて、またこれから新しい旅の始まりだ!笑顔を忘れるぬよう、この最高のPosseと共に
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大阪に着いた、これから天谷奴零を探すのだ。
『んー、幻太郎どうするの?』
『え?何をですか?あそこの喫茶店で待ち合わせをしていますよ?』
『やることはっや!!』
行動力が色々とすごい、考えてくれるっていつも思わないことを考えてくれてる。誰よりも
カルン コロン カラン
『よぉ、夢野幻太郎さん』
『これだから貴方は苦手なんですよ』
淡々と会話をしていく幻太郎と零少しギスギスしているような気もするがちゃんとしたキャッチボールはできている。
『で?なんだあの愛心t』
ガバッ
『余計なことを言わないでください』
何が起きたのか一瞬分からなかったが幻太郎は零がなにか言おうとした時に口元を抑えたということを脳が少しずつ理解してきた。
『やはり貴方に聞くべきことではなかった』
『ど、どうしちまったんだよ、幻太郎』
『天谷奴零は彼女の名前を出そうとしました。』
そう聞いたん瞬間声が出た
『え?コイツも知ってるのか?』
『何を言って、まぁしょうがありません……横浜、新宿、池袋、大阪、名古屋、の元メンバー達は皆さん彼女のことを知っています。』
ということはかなりの情報が手に入る、それと同時に元6ディビジョンのメンバーとあの子は知り合いだと、ディビジョンラップバトルに関係がある、と考えがうかんだ。
『まぁ、それよりよぉ、知りたくねぇのか?あのお嬢ちゃんのこと、中央区とは関係が』
『わかりました話を聞くのでこれ以上余計なことを言わないでください。』
『まいどあり』
天谷奴零は少しニヤけた。怪しさがある上にこのニヤけ顔はあまり信用がならないが…
(あの子が中央区と関係がある?)
これはまたいい情報が手に入るかもしれない
コメント
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眠い〜僕は〜寝る〜(?)
やっぱ最高!!