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このお話は半分実話です
私、らなが体験した事です
その日は
友達と遊ぶ日だった
私が集合場所の
ショッピングモールへ向かっていた時
一緒に遊ぶ𓏸𓏸と出会った
「よッ!らなじゃーん!一緒に行こ〜」
いつも通り明るい声で言う
「そだねぇ。一緒に行こ!」
すると
「ねぇ、今日△△も来るんでしょ?」
△△は、私と𓏸𓏸と××が一緒に遊ぶ約束をしていた時に
突然、話に割り込んできて
無理やり一緒に遊ぶことになった人だった
「嫌なんだけどぉ。彼奴、あんまり好きじゃないんだよね」
𓏸𓏸は嫌そうに言う
「××とも相性良くないじゃん?」
確かに、△△と居る時の××はいつも我慢している気がする
「う、うん…」
あまり暗い話が好きじゃない私は
なんとなくで返事する
「本当に嫌。せっかく3人で遊べると思ったのに、△△が居るとなんか憂鬱〜」
「そッッかぁ…」
はぐらかしながらショッピングモールへ入った
店内にはもう△△が待っていた
「やほ〜!私、30分前くらいから待ってたんだけどぉww」
「くんの、早すぎぃww」
いざ、会うと仲良く愛想良く話す𓏸𓏸をのんびり見つめる
「××、また来てないね〜」
「どっかで待とうよー!」
𓏸𓏸が私に声をかける
「そーだねッ!あそこで待ってよ?」
すぐ近くにあったベンチを指さす
そこに腰掛けながら、喋る
「××ってさー、あんま時間通りに来なくない?」
𓏸𓏸が言う
「分かる〜。大体遅れて来るよね〜 」
△△も言う
「まぁ、気長に待とうよ」
私がのんびり言った
「ごめ〜💦」
「遅れたぁ」
数分後、××がようやく到着した
「行こいこ〜」
今日は、大道路の辺りで出店が出るらしい
それ目当てで遊ぶ計画を立てた
しかし
大道路に行ってみても、出店は出ていなかった
「あの情報、嘘だったのかぁ」
××が言う
「え?どーすんの?ショッピングモール戻る?」
△△が不安そうに聞く
「あ!魚市場でさぁ」
「イベントやってるみたいだから、それ行こ〜!」
思い出したように𓏸𓏸は言った
「いーね!それ」
私もにっこりして言った
魚市場までは少し距離がある
それまで、雑談をしながら歩いていた
「ねぇ〜、○×、しつこいんだけど〜」
𓏸𓏸がスマホを触りながら言う
○×とは、××と仲が良い友達だ
「どーしたんw」
××が笑う
「え、なんかさ、遊び、いつ行くの〜とかぁ、時間教えてよぉとか、しつこいぃ」
𓏸𓏸は言う
「あとさー、この間、一緒に帰ってた時、○×だけどんどん先に行っちゃって、他の子別の曲がり道行ったからさー、○×だけぼっちみたいになってたんだけどww」
△△が言った
「それな!ガチ分かる〜」
××も言う
「あと、1人で帰るの怖いからぁ、××の部活終わるまで待ってるねぇとか言っといてさぁ、いざ帰る時になると先にどんどん行っちゃって、結局私だけ置いてかれるの」
「先に行くなら、一緒に帰ろうなんて誘わなければいーのにww」
と、××が言う
「えぇ!?それは無いわぁ」
「やばぁ」
𓏸𓏸と△△は共感する様に頷く
私も場に合わせて頷いた
本当は、こんな話したかった訳じゃない
もっと楽しくて明るい話がしたい
本人が居ない所で本当か分からない体験談と悪口を交互に言う
その会話が
本当に嫌いだった
もし、この場に私が居なかったのなら
私の悪口が言われていたのかも知れないな
と思ったら、怖かったし、悲しかった
皆さんも、こんな経験ありませんか?