テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
私、稀依(きい)と私の妹たちの萌百(もも)と蓮逢(はすあ)は捨てられた。
正式にいえば…お父さんたちに利用されている
お父さんたちにとって、私たちを捨てることは、私たちのことを利用しているのと同じ。
何故かって?
それはね、萌百が、聞いちゃったんだ。
お父さんたちが楽して生きていく方法を話し合っていたことを。
これは、2年前の話。
私たちは早めの勉強を強いられ、当時5歳の稀依は中2の内容を、当時3歳の萌百と蓮逢は小6の内容の勉強をしているところだった。
勉強を強いられていた理由。それは、お父さんたちが楽して生きていくためだ。
これから詳しく説明をしよう。
お父さんとお母さんは、極度の面倒くさがりだったため、家事の仕事は私たちが全てこなしていた。
しかし、それだけでは終わらなかった。
お父さんは、お金を稼ぐのもめんどくさくなってしまったため、私たちに働かさようとお母さんに提案をしていた。
もちろん、お母さんの返事はOK
「稀依達だけでお金を稼げるように、お父さんは私達のことを捨てる」という作戦を、2年後稀依(7歳)と萌百と蓮逢(5歳)に対して実行した。
この一連の内容を萌百は聞いていた。
初めて聞いた時、正直驚きもしなかった。逆に落ち着いていた。だって、想定できていた未来だったから。
…今日から私たちだけで生きるけど、正直どうしようか迷っていた。
お父さんやお母さんたちの言いなりになったり、役に立ったりするくらいなら死んだ方がマシなのかなーって思ったりもしたし、他の人に拾ってもらって、一生家に帰らないという選択肢を考えたこともあった。
でも、3人で話し合って決めたの。
あいつらに「感謝」と「復讐」をするってね。
自分たちだけで生きていくのがどれだけ大変なことかなんて、想像もつかない。
でも、絶対に復讐してやるから。
2人がいてくれて、良かった。
私たち、3人で良かった。
コメント
1件
うわぁ……第2話、重すぎるよぉ😭💔 7歳で中2内容、3歳で小6ってマジでヤバいし、親が「楽して生きたい」からって子供を捨てるって何それ…。でも稀依が「想定できてた」って冷静なとこ、逆に胸が痛むよ…。でも3人で「復讐」を誓うラスト、めっちゃ熱くて震えた!萌百が聞いちゃったシーン、どんな気持ちだったんだろう…。続きめっちゃ気になる!🔥