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バタン…
夜「…ここまで締め切ってやる?」
森「君に話がある」
少し雰囲気が違う…
夜「…なんでしょう」
”君は何故、六歳からポートマフィアに入った?”
夜「さぁ〜何ででしょうね?」
答えははぐらかすばかり。
森「もうちょっと真面目に答えてくれよ…」
夜「話すと思いで?」
森「…」
場の雰囲気が重くなる
夜「私、前に云いましたよね。」
”私の過去を掘り起こした場合、私はポートマフィアをやめる”
「約束を忘れたつもりで?」
森「…いいや、忘れていないよ」
夜「なら良かったです」
重い空気が流れる
森「…それに例外は?」
夜「あります」
即答だった
森「驚いた…君には抜けて欲しくは無いんだけどねぇ…」
夜「…そうですか」
少し間が空く
夜「無理でしょう。_____________なるのですから」
森「…どういう事だい?」
夜「さぁ?」
その笑顔は得体のしれないものだった
夜「うぅ…」
頭痛がヒートアップして来た…
頭痛とは何年もの付き合いだけど、まだ慣れないねぇ…
とりあえず頭痛薬を飲んで寝る
夜「…ゲホッ」
手で抑えて、手のひらには_
夜「吐血、かぁ…」
そのまま眠りにつく
夜「……」
白い空間。
体調が悪い時はこの空間に必ず来る
嗚呼、後は______。
夜「此処とも何年の付き合いだろうか」
白い…私には一生感じる事無い。
色かな。
このポートマフィアという黒で生きる。
光の世界に行ってみたいものだよ。
そして毎回現れる
夜「…やぁ」
黒い誰か。
こいつはよく判らない。
襲ってきたり、友好的にしてきたり。
ビュンッ
夜「…そうかい」
今日は襲ってくるのか。
相手をしなきゃ、か。
ガキンッ
剣で受け止める
夜「君とも、もうこれで何回目だろうか。私は君に勝たなきゃいけない。じゃないと_
”現実世界に戻れないからね”
コンコンコン…
太「先輩?」
…返事が無い。
太「入りますよー?」
ガチャ…
太「ッ_!?」
其処で目にしたのは_
太「先輩ッ!」
ソファで腕を垂らしながら寝て_いや、倒れているという方が正しいか。
良く見ると手に血もついている
太「ッ…”また”か」
先輩にはこういう事が良くある。
まずい時は一ヶ月起きなかった。
太「…頼みましたよ」