tbur愛されR無し
なんでも許せる人向け
『』→つぼ浦
「」→つぼ浦以外
いつもと変わらぬ日。今は大きな犯罪はなくコンビニ強盗やATM強盗など小さな犯罪が起きていた。
そのせいか警察署内にはいつもより人がいる。みんな銃をいじったり書類整理したりと業務をそれなりにこなしている。
だけど、暇だ!
やらなきゃいけない業務は残っているもののなんとなく暇だ。いや暇というよりつまらない。どうしたものか。パトロールでもしようか。
と、そこにアドミゲスハンからの電話がかかってきた。
アドミゲスハンはいつも面白犯罪をしてくれて中でもクイズは署員の中で一番人気だ。
この電話はクイズを作成するためのアンケートだろう。少しワクワクしながら電話を手に取った。
プルルルルルル
ガチャ
「もしもしこちら犯罪者!」
「はーいこちら成瀬ー。なんだ?またアンケートか?」
「おお、察しがいいね。今回は警察署員の男達に質問して回ってるんだよね。」
「なるほど。警察今めっちゃ暇なんだよ。クイズ出来たら呼んでくれよ。」
「おっけー。んじゃ、質問していい?」
「どんとこい!」
「成瀬さ、警察署員の中でこいつかわいい、抱きたい!って人いる?」
「わお!今回は随分と攻めた質問だな。そんなんつぼ浦さん一択に決まってるだろ。」
「え?」
「ん?つ・ぼ・う・らさん」
「へー、なんとなく勘付いてたけど抱きたいって感情まで抱いてるとは思ってなかった。」
「めっちゃ抱きたい。つぼ浦さん大好き。」
「はいはい。惚気はいいって。ふーんでもいいこと聞いちゃったなー。やっぱこの質問にして正解だな!」
「まて、これクイズにするんだよね?」
「するよ。」
「、、、分かった。でも絶対匿名で!本人に言ったら殺す。」
「はいはい。分かってるよ。じゃありがとねー」
「はーい。おつかれー。」
ガチャ
俺はつぼ浦さんのことが大好きだしそれをかなりオープンにしている。なのに当の本人には全然気づかれない。あの鈍感め。
最近はつぼ浦さんにいろんなご飯をあげたりさりげなくボディタッチしたりしている。なのに本人は全く気にしてないしただの後輩として見られてる。悔しい。
でも俺がペンギンの被り物を脱いで素顔を見せた時少し照れてたのを知っている。つぼ浦さんは意外と面食いなのかも知れない、、、
成瀬はそんなことを考えていた。
プルルルルルル
ガチャ
「もしもし」
「こちら犯罪者!」
「うわー。犯罪者だー。」
「棒読みだな。まあいいや。ニトロくん、最近調子どう?」
「いい感じですよ!犯罪者沢山捕まえてます!」
「沢山捕まえられてます。ところでこれアンケートの電話なんだよね。」
「アンケート?ああ!こちハンですか?」
「そうそう。警察の男達に質問して回ってるんだけどさ、ニトロくんにも質問していい?」
「質問?まあいいですけど、、、。」
「じゃあずばり!警察署員の中でこいつかわいい、抱きたい!って人いる?」
「、、、はああ!?!?そ、そんなん答えれるわけないじゃないすか!て、てかいないですいないですよ!」
「えー、つまんないなぁ。あ!ほらさぶ郎とかは?仲良いじゃん」
「いやいや!ありえないです!まじで!俺が好きなのは、っ、つぼうらせんぱい、、」
「え?なんて?」
「いや!なんでもないです!そ、そもそもつぼ浦さんのこと抱きたいなんて思ってないし、、、いや、ちょっとは思ってるけど!でもつぼ浦さんのこと邪な目で見てるってバレたらつぼ浦さんに嫌われるどころか警察追放!なんてことになるかも知れない。絶対にバレちゃいけない、、、!いけないんだ!」
「おっけーつぼ浦ね。」
「ああああ!なんでバレてんの!?お願い!内緒にしてええええ!」
ガチャ
なんで、バレてるんだ。もしかして全部口に出てた?もしこれがクイズにされたらつぼ浦さんにバレて嫌われて、、、やばいぞ。
でも、確かにつぼ浦さんのこと抱きたいって思っている。つぼ浦さんはいつも俺のことを褒めてくれて沢山頭を撫でてくれる。つぼ浦さんに褒められたい!って思うようになってそれが憧れや尊敬じゃなくて恋だって知ったのは最近のことだ。
自覚してしまってからはもう、、、!つぼ浦さんのあんなことやこんなことを妄想しては1人で悶えて、限界オタクみたいな毎日を過ごしている。
ああもう好きだつぼ浦さん!抱きたいー!
ニトロはそんなことを考えていた。
プルルルルルル
ガチャ
「はい、こちら愛と正義」
「こちら犯罪者!」
「おお、犯罪者か。で、今回はなんのアンケートだ?」
「キャップ!?なんで知ってんの?」
「お前が他の用事で俺に電話してきたことなかっただろ。」
「確かに。じゃあ早速質問していい?」
「ああいいぜ。なんでも答えてやろう。特別サービスだ。」
「じゃあ!警察署員の中でこいつかわいい、抱きたい!って人いる?」
「、、、無回答だ。絶対に口が裂けても言えん!」
「なんでも答えてくれるんじゃないの!てかいるんだ。ちょっと意外かも。」
「、、、アー牧場行ってくるバブ」
「ちょっ!まって!」
ガチャ
またすごい質問をしてくるもんだ。
、、、真っ先に思い浮かんだのはつぼつぼだった。でも抱きたいかと言われたらそうでもない気がする。
抱きたいってより、可愛がりたい。そんなこと言ったらつぼつぼは俺のことをバットで殴ってくるんだろうな。
でも沢山犯人を検挙した後に褒めてもらおうと近寄ってくるつぼつぼはあまりにもかわいい。つぼつぼを見てると自然と口角が上がってしまう。
はあ、つぼつぼのことを考えていたら会いたくなってきた。キモがられるから表には出さないようにしないと。
キャップはそんなことを考えていた。
プルルルルルル
ガチャ
「はーいまるんです。」
「こちハン〜。」
「なんか適当じゃない?どうせ質問して回ってるんでしょ。」
「そうそう。はい警察署員の中でかわいい、抱きたい!って人いるー?」
「いや、適当すぎでしょ。しかも結構エグい質問だね。んー、かわいいなぁって思うのはつぼ浦。抱きたいはノーコメントで。」
「えー?つぼ浦のこと抱きたいって思わないの?」
「…思わない。親友だからね。」
「ふーんまあいいけど。」
「かわいいとは思ってる。それ以上でもそれ以下でもないよ。」
「普通男にかわいいとは思わないけどな。」
「、、、じゃ切るわ。」
「はいはい。」
ガチャ
そう。つぼ浦と俺は親友だ。でも、そういう邪な気持ちが完全にないかと言われたらそうではない。何回かつぼ浦で抜いたことあるし。
でもあくまで俺たちは親友だ。一線を越えては行けない。一線を越えたいとも、思ってない、、、
まるんはそんなことを考えていた。
プルルルルルル
ガチャ
「もしもしこちら犯罪者ー!」
『特殊刑事課つぼ浦だ。なんの用だ?』
「いつものアンケートだよ。」
『アンケート?、、、ああ!こちハンか!恋愛系の質問はよしてくれよ。』
「えー、まあいいわ。つぼ浦さー警察署員の中でかわいい、抱きたい!って人いる?」
『あ?抱きたい?どういうことだ?抱き枕にしたい的なことか?』
「いや、、、」
『んー抱き枕にするとしたらなぁ猫くんとかいいんじゃないか?猫だしもふもふしてるだろ。』
「そうじゃなくて、んー食べたいみたいな」
『食べたい?食べるとしたらやっぱひのらんだろ。あのタコスなあ見るたびに腹がすいちまうぜ!いつか食いたいと思ってたんだよなー』
『ちがくて!ヤりたい人!』
「殺る!?なんでかわいいと思ったら殺すんだ!あ、最近流行りのキュートアグレッションってやつだな!俺はそんなのないぜ。別に人のことあんまかわいいって思わないしな!」
「だからぁちがくて!」
『なんだぁ?埒が明かねえな。』
「あーもういいや。つぼ浦純粋だねー」
『なんだ?よく分からんけど解決したなら良かったぜ!』
「なんも解決してないけどありがとねー」
ガチャ
急によく分からないことを聞いてくるもんだ。抱き枕にしたい警察署員ってなんなんだ。
んー、人は抱き枕には出来ないよな。男どもは筋肉があってゴツゴツしてるから抱き心地悪そうだし、女子は髪の毛が長くて隣で寝られたら邪魔かもな。なんかくすぐったそうだ。
そう考えるとやっぱり猫くんなんだよな。モコモコしてるしあったかそうだ。
あの犬ルリもありだけど犬はちょっと怖いからな。やめよう。うんやっぱ猫くんだな!
つぼ浦はそんなことを考えていた。
プルルルルルル
ガチャ
「こちら犯罪者!」
「らだおでーす。」
「らだおくん警察署員の中でかわいい、抱きたい!って人いる!?」
「随分急だね。答えられないよ。どうせクイズになるんでしょ?」
「いや、クイズにしようと思ってたんだけどさーちょっと思ったよりやばい結果になっちゃったからやめようと思ってる。」
「え?じゃあなんのアンケート?」
「単純にらだおくんのが気になって聞いてるだけ。」
「じゃあ尚更答えないよ。」
「つぼ浦でしょ?」
「、、、なんで?」
「その感じ当たった?」
「、、、そうだけどなに?絶対本人に言わないでよ。」
「分かってる分かってる。」
俺はずっと前からつぼ浦のことが好きだ。もちろん抱きたい。
俺が一番つぼ浦と仲良いと思ってたのに、つぼ浦は本当に人たらしだ。いつの間にか多くの人がつぼ浦のことを好きになってた。
つぼ浦は恋愛に疎いからと油断していたけどずっとイジイジしてたらまずいかもしれない。
「……ねえつぼ浦にもこの質問したんでしょ?なんて答えた?」
「あーつぼ浦はそもそも意味が分かってなかっ…いや…w猫マンゴーって言ってたよ。」
「はあ!?!?つぼ浦がマンゴーを抱きたいって!?!?!?!?」
「うるせっ」
「うわっちょっとまって成瀬!ちょタンマタンマ!落ち着いて!」
「え、なんか大変なことなってる?笑じゃ、切るわー」
ガチャ
らだお視点
「はあ!?!?つぼ浦がマンゴーを抱きたいって!?!?!?!?」
あまりの驚きに思わず叫んだ瞬間首根っこを掴まれる。
後ろを向くとすごい形相の成瀬が俺の首根っこを掴んでいて隣に涙目のニトロくん、そして本物の猫のように目をまんまるにしているマンゴーがいた。
「どういうこと?今の。」
「分かった説明する。説明するから離して。」
やっと落ち着いた成瀬と他2人にらだお自身混乱しながらも説明をした。
「まってまって!それってつぼ浦さんは猫マンゴーを抱きたいと思ってるってこと!?」
「つまりつぼ浦さんは猫先輩を抱きたいと思ってるんですか!?!?」
「だからさっきからそう言ってるじゃん。」
らだおも随分混乱しているのにそれ以上に混乱してる奴が周りに2人もいるから自然と落ち着いてきた。
「つぼウラはオレのことが好きってコト。」
マンゴーはずっと嬉しそうにしっぽを揺らしている。
「みんナ残念。つぼウラは俺がもらうネ。」
「あげないよ!!!!」
でも、実際につぼ浦がマンゴーのことを抱きたいと思っているならそれはマンゴーのことが好きということだ。まずい。イジイジしていたせいだ。マンゴーにつぼ浦を取られてしまう。
「らだお先輩!つぼ浦の話本当ですか!?」
「お、おいみんなあまり私の部下の恋路を邪魔しないでくれ。いや、でも、そんなわけ…」
4人だけでひそひそ話してた思ってたのにいつのまにかまるんとキャップまでいる。
「あまり、抱きたいとかそういうこと大きな声で話さないの。」
ミンドリーが注意しにくるがきっとつぼ浦の話が気になって仕方ないんだろう。
だんだんと俺たちの周りに人が集まってきてあらぬ心配をし始める。その中でマンゴーだけが自慢げな顔でみんなを煽っている。
みんなつぼ浦のことが好きだ。でもマンゴーのことも好きだ。でもだからといってそこがくっついて嬉しいとはならない。みんなつぼ浦を自分のものにしたいのだ。
本署内がざわざわとした雰囲気になり始める。
少し時間が経ってからドタドタと騒がしい奴特有の足音が聞こえてくる。
『はー!ったく!疲れたぜ!』
「「「つぼ浦!!!!!!」」」
『あ?なんだ?』
話題のつぼ浦が事件対応から帰ってきた。みんな一斉につぼ浦に問い詰める。はやく否定してほしくてたまらない。
「つ、つぼうら!マンゴーのこと抱きたいってほんと…..???」
誰も切り出せない中成瀬がついに切り出す。
『あ?なんで知ってんだ?まあいいか。で?なんだ?俺が猫くんを抱きたがってるって?まあそうだな!だって猫くんが一番気持ちよさそうだからな!!』
「ぎゃああああああ!」
周りのマンゴー以外の署員がダメージを受ける。俺も衝撃が走ってなにも言葉を発せない。まじでつぼ浦を取られた、、、。
「そうだヨ。オレが気持ちよくシテあげル。」
『あ?うん?そうだな!』
「ちょ、もう無理。やめてつぼ浦…..。」
これ以上俺たちにダメージを与えないで、、、。
『てかみんな何やってんだ?そうだ!あれこちハンのアンケートだろ?アオセンは誰って答えたんすか!』
「え、お、俺は、、、」
もうこの際いいだろう。つぼ浦はチョロい。今からでも頑張ればつぼ浦を堕とすことができるかも知れない。鈍感なつぼ浦に意識してもらうにはちゃんと好きだって伝えなきゃいけないんだ。
「俺は、つぼ浦って答えたよ。」
『え』
「まってくださいつぼ浦さん。俺もつぼ浦さんっすよ。」
成瀬が慌てたようにアピールする。
『え!アオセンと、カニくんもなのか?、、、でもなんで俺なんだ?別に抱き心地よくないだろ。』
「いやつぼ浦はその褐色の肌に引き締まった筋肉が最高にエロいし絶対甘々になるから抱きがいがあるだろうし、、、」
『はあ!?!?!?な、なんの話だ馬鹿野郎!抱き枕にするなら誰がいいかって話だろ!?』
「え?」
『え?』
「えええええええ!」
3秒程の沈黙のあと全員がドッとため息をついた。
「なんだそーいうことねぇ。そっか。確かにつぼ浦だもんな、、、。」
なんでそんなことも考えられなかったんだろう。あの下ネタ苦手つぼ浦がマンゴーを抱きたいなんて言うはずが無かった。ところで俺はついさっき凄いことを口走ってしまったかも知れない。
「えー!デも抱き枕にシたいとは思ってルんだよネ?」
『だって俺猫好きだし、人間よりモコモコの猫の方があったかいだろ。』
「そんナ理由〜?」
良かった。本当に良かった。まだ俺にもチャンスがあるみたいだ。さっきの失言は無かったことにしよう。
もうコソコソつぼ浦のこと好きなのはやめて本気でアピールし始めることにしよう。
今回のことでつぼ浦が署員全員に愛されていることが分かった。のんびりしてたら誰かに取られちゃう。
そんなことになる前に俺が絶対につぼ浦を手に入れる…!らだおは気合いを入れた。
今回の件で火がついたのはらだおだけではない。成瀬も、ニトロも火がついた。
今日から熱烈なアピールが始まるだろう。
マンゴーはまだ諦め切れないらしく「じゃあ俺のコト抱きしめて寝てイイヨ」などと言っている。
つぼ浦は都合よく来た銀行強盗に逃げるようにして向かっていった。
今日からつぼ浦は大変な生活を送ることになるだろう。
その後、誤情報を伝えたアドミゲス・ハンはつぼ浦によりボコボコにされた。
なんとなく思いついて書いて見ました。ニトロくんと、アドミゲスさんの口調が安定していません。すみません。
コメント
2件
好きCPが完全一致している時点で察してはいましたが本当に最高です!!!